スタパ齋藤の「スタパブログ」

 一カ月くらい前に、ハッコーの温調はんだこて「HAKKO FX-600」を買ったら便利だったゼ的な話を書いた。そしたらソレを読んだハッコーの中の人が「書いてくれてありがとうございますぅ~お礼にコレあげますぅ~」的な感じで、「ハッコー605 こてカバー M」というのを送ってくれた。ラッキー!! ありがとうございますぅ~♪

 この「ハッコー605 こてカバー M」は、温調はんだこて「HAKKO FX-600」に合うサイズの「はんだこてカバー」ですな。ちょっとスゴいのが「防炎、耐熱素材を使用」しており「作業後すぐに収納可」ということ。

 つまり、はんだ付けするじゃないスか、「HAKKO FX-600」で。そして作業後のこて先は、フツーにヤケドする程度に熱い。片付ける前にしばらく冷ます必要がある。のだが、この「ハッコー605 こてカバー M」を使えば、作業直後にこて先をカバーで覆い、そのまま片付けられる。しまえちゃうのであった。イイかも。

 実際に使ってみた。作業後のこて先をすぐにカバーで覆うと、カバーはジンワリと温かくなる。が、モノを溶かしたり焦がしたりする温度ではないので、そのま片付けられる。ちなみに、カバー部は布っぽい防炎耐熱素材で、その中にはこてが直接カバーに当たらないようにするスプリング状のケースが収められている。スプリング状のケースは十分長いので、こて先の保護にもなる。あら便利~♪

 ただし、長時間はんだ付けした後だと、はんだこてのグリップ側の金属部が熱くなっている。「ハッコー605 こてカバー M」は、その金属部の片側だけしかカバーできないので、その部分に皮膚や溶けやすいモノが触れないように注意する必要はありそうだ。ともあれ、作業後のはんだこての安全性をグッと高めてくれるグッズだと思った。

 ちなみにメーカー価格は525円。実勢価格は300~400円くらいなので、「HAKKO FX-600」ユーザーはゼヒどうぞ。

ハッコーの「ハッコー605 こてカバー M」と温調はんだこて「HAKKO FX-600」。ハッコーのはんだこては、色がちょっとポップでイイっすね。
はんだこてのこて先をカバーで覆った様子。カバー部を握っても温かい程度。内部のスプリングがこてとカバーの接触やこて先の破損を防ぐ。
うかちゃんは猫舌だし熱いのは嫌いです。ぼぼぼ、ぼくも猫舌だし熱いのは嫌いです。お水が好きです。ぼくもです。ニャ。ニャ。みたいな。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。