スタパ齋藤の「スタパブログ」

 最近まで愛用してきた雲台(三脚の上に付けてカメラを固定する器具)はマンフロットの「ギア付きジュニア雲台 410」。カメラの左右傾き向き(上下/左右方向)をそれぞれ微調整できる、ブツ撮りやマクロ撮影、風景撮影なんかには非常に便利な雲台なのだ。

 が、思うところあって、この上位機種の「ギア付きプロ雲台 405」を使い始めた、という話を、ちょっと前に書いた。が、ここで少々問題が。

 上記リンクにも少し書いたが、「ギア付きジュニア雲台 410」と「ギア付きプロ雲台 405」を併用すると、撮影中に混乱したり集中が途切れたりする。というのは、410と405、角度を調整ノブの回転方向が「1つだけ逆」なのだ。

 具体的にはカメラの上下角度調節(チルト)のノブ。よく使うノブなので、回す方向が逆だと「あらっ」と拍子抜けする。テンションが切れるんですな。

 そこで、2台の雲台を同じ機種に揃えようと思い、もう1台、この「ギア付きプロ雲台 405」を購入した。4万9800円で購入&ポイント10%還元で、実質4万4820円。高っ。

 さて、2台目の「ギア付きプロ雲台 405」が到着直後、ヘンなコトを思いついた。「もしかしたらノブの回転硬さを調節できるネジとかあるのかも?」と。で、それらしきネジを探したら、あった!! これを回せばノブの硬さを調節できそう♪

 そして、ハイ、大ハズレでした。ネジ回したら一瞬で壊れました。ノブがスカスカです。ギア付き雲台としても雲台としても機能しません~。まだ一回もカメラをセットしてないのに、です~。

 じゃあ自力で直すでしょ。いつ直すの? 今でしょ!! とか挑戦したらもっと壊れました~。バラバラです~。修理~。サービスセンター送り~。

 そしたら修理代1万6590円もかかっちゃいました~。実質購入価格の4万4820円に修理代1万6590円が加わって、6万1410円相当の雲台ですコレ~。高ぁっ!!

 知識なしに無闇にネジ回すとこういう痛い目に遭うんですな。反省。

マンフロットの「ギア付きプロ雲台 405」。「ギア付きジュニア雲台 410」よりも安定感が高いギア付き雲台だ。メーカー価格は6万5100円。
買った直後に壊したマンフロット「ギア付きプロ雲台 405」の修理明細がコレだ!! 1万6590円!! 高いんだか安いんだかよくわからないッ。
ギニャツキプニョウンニャイってニャにかしら? 壊れるらしい。うかちゃんは壊してませんけど。ぼくも壊してません。ニャ。ニャ。的な。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。