指の記憶とゼブラのサラサ

2008年3月14日 11:00

 長いこと愛用しているボールペンはゼブラ(ZEBRA)のサラサ(SARASA)シリーズである。多種類あるが、SARASA3あたりの多色・多機能ボールペンを毎日使用中。

 何年か前に見つけた瞬間購入。買った理由は書き味の良さ。拙者のフィーリングにピッタリとマッチした。水性顔料ジェルインク使用のボールペンで、一般の油性ボールペンのようにベタリした使用感ではなく、どちらかと言えばマーカーのようなスムーズな書き心地だ。軽く書けば、鋭く濃く滑らかに書ける、みたいな。

 主に使用中のSARASA3は、黒・青・赤の3色が使える、いわゆる3色ボールペンだ。青はほとんど使わないので、SARASA2+S(2色ボールペンとシャープペン)でもイイんですけど、シャープペンは0.9mm芯が超好きなので、STEADTLER(ステッドラー)の製図用シャープペンシルを使っている。

 SARASAだが、買って使い始めて、非常に気に入ったのでリフィルの替芯も買い足して、何年か使ってきた。で、こないだリフィルがなくなり……あ、ももも、もしかしたらSARASAって廃盤とかになってたらどうしよう!! と思って文具店に出かけたら余裕でまだ現存してたので安心したついでにSARASA本体予備も買ったりして。

 使用中SARASA3に、予備SARASA3が加わり、さらに3色ボールペン+シャーペンのSARASA3+Sも手に入れた。時々、シャーペンが必要なので、SARASA3+Sにちょっと期待。

 しかし、家で使ってみたら、SARASA3とSARASA3+S、なんか妙に使用感が異なる。持った感じ書いた感じが違うのだ。シャーペン付きのほーが太いような……。そこで、ノギスで測ってみた。

 ラバーグリップ部のだいたい同じ位置を測ってみたが、SARASA3は直径約12.5mm、SARASA3+Sは直径約13.3mmであった。0.8mmの違い。指ってこの違いをスコッと判断しちゃうらしい。長年使ってきたSARASA3の感触を指が記憶してたんですな。

 キーボードと同様、指先がいつも触れる道具って、やっぱり予備を購入しておいた方がイイんだろーなー、とか思った。


愛用中のSARASA3。ゼブラ謹製の3色ボールペンである。何年も使っているのに全然汚れませんな。壊れもしていない。ま、主に室内使用ですしネ。買い増したSARASA3の色違いと、3色ボールペンにシャーペン付きのSARASA3+S。持った感じが明らかに違う。重みの違いも感じられる。善し悪しではなく、指って敏感なのネ、と。


猫は全体的に敏感。肉球も鼻先も聴覚も全部敏感だが、部屋の中の様子が少し変わっただけでも速攻で調べに来る。写真は宅配物を取調中のとろ様。