Adobe Illustrator CS3

2008年1月25日 11:00

 Adobe Creative Suite(CS)をCS3にアップグレードしたら、PhotoshopからIllustratorまで全部CS3になったわけだが、超久々にIllustratorを使ったら、なんか、ずいぶん、使いやすくなっていた。

 Illustratorは、イラスト描くためのソフトと思いがちだが、それはソレで合ってるんだが、通常は図版とか作るためのデザインソフトって感じ。ベクターグラフィックで線で描くためのツールってわけですな。

 で、拙者はIllustratorのベジェ曲線とかツール類とか、全体的にわかりにくくて苦手であった。が、CS3ではそういう印象があまりなく、スッと入って行けて、わりあいサクッと使えちまいました。

 これはIllustratorだけのことではないと思うが、ここ数年のAdobe製ソフト、日本語マニュアルが非常にマトモ化しているという印象だ。CS3とかは電子マニュアルだが、これもシッカリしている。

 以前のAdobe製ソフトのマニュアルって、書き方が微妙であった。例えば「最新のテクノロジーによりクリエイターの生産性を最大限に高める新しいツールとして……」的な冗長な文章が多かった。が、最近のマニュアルでは、「禁則処理を指定するためには、まず段落ウィンドウのタブをクリックして……」てな感じで、ダイレクトに結論へと向かう文章になっている。

 一昔前のAdobe製日本語マニュアルは読む気になれず結局は資源ゴミの日にまとめて出したものだが、最近のものは熟読に値する。電子マニュアルも同様、読めばバシッとソフトの各要素を把握できて有用だと感じる。って、マニュアルってそーゆーモンですけどネ、本来。

 ともあれ、一連のAdobe製ソフトウェアをCS3にし、ソフト自体も使いやすいし、マニュアルもかなり役立つしで、なんかアップグレード代を払って良かったなぁみたいな気分の拙者であった。


Adobe Illustrator CS3の表示例。拙者的な感覚では、以前はベジェ曲線専用ツールっぽい見え方だったが、CS3あたりだとベクターグラフィック全般の機能が平等に並んでいるように見える。わかりやすさがずいぶんUPしたような気が……。拙者的には、InDesignほどではないけど、Illustratorイジってるとついつい夜更かしに。そして夜のうか様は爆睡中。とろ様は夜行性っぽいが、うか様は人間に合わせて活動しがちな猫かも。