本格的なレコード風CD-R
このニュースを読んだ瞬間、8月10日を虎視眈々と待ち、買うぜ買うぜ買うぜ100枚買うぜ~ッ!! とか燃えた俺であった。外見がアナログレコード風で、しかも溝まで見えるCD-Rメディアですな。
ていうか皆さんレコードって知ってます? アナログレコード。見たことあります? 「あるよフツー」と答えるだろフツーと思ったアナタは、20代くらいの方と話すと衝撃を受けるかもしれない。その世代だと、「知ってるけど見たことナイ触ったことナイ」とかいう人がけっこーいるわけですな。レコードと聞いて、OS等のログファイル関連を一番に思い出す人もあったりして。
ちなみに、そういう世代に「一昔前はコンピュータ上のプログラム(ファイル)をカセットテープに保存してたんだヨ」とか言うとマジでウソだと思われたりする。8インチフロッピーの存在も疑われたりなんかして。
さておき、アナログレコードが消滅しそうになりつつ擦ったりDJしたりするための専用メディアになった経過をよく知る我々世代にとって、上記のようなCD-Rメディアには「とりあえず持ってみたい」と思わせるノスタルジーがある。そしてそのノスタルジーを通常の100倍感じたい気分になった俺は100枚買おうと思ったんですけど、とりあえずやめときました。
拙者の仕事場の椅子の後ろには棚があるんですけど、振り向くとですね、5年くらい前に買ったCD-R等メディア(未使用品)が何百枚も詰め込まれてたんですな。CD-Rが急激に安くなり、読み書きの信頼性も増し、ドライブの価格・読み書き速度がググッとナイス化した頃に買ったモノなんだが、最近ではひと月に数枚使うか使わないか。恐らく、これを使い切るまでにはあと10年くらいかかるだろう。ここに100枚のアナログレコード風CD-Rメディアが加わったら、手持ちのCD-R等メディアを使い切る前に拙者の寿命を使い切っちゃいそうな予感である。
だって最近フツーの人でもFTPとかの環境使えるじゃないスか。ややIT企業寄りだと、光回線の帯域をしっかり使えるほど帯域幅に余裕のあるFTPサーバーがあったりする。100MBや200MBのデータなんか、ネット経由でサクッと送れてしまう。場合によってはメールでイケたりもしますな。
さらに、HDDが激安化・大容量化している。読み書き速度がCD-R等メディアとは比べものにならないHDDであり、フツーに60~200GBとかの容量があったりする。CD-R方面メディアの出番は減るばかりなのであった。
でも欲しいような気がするなぁアナログレコード風CD-Rメディア。うーむ。