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ZenFone 2、発売日に購入。モバイルセーフティサービスに加入するのは、本体が届いて電源を入れてから、です

 「ZenFone 2」を発売日買いしました! この前に使っていた機種「ZenFone 5」も発売日の昨年11月に買いましたから、わずか7カ月での新機種購入ということになります。

 でも、64bitに対応のチップ搭載で、初のメインメモリ4GB搭載機でもあり、さらには日本では初のIntel CPU搭載Androidスマートフォンです。新しモノ好きとしては、これ以上物欲がウズウズ来ちゃう端末なんてそうそうありません。迷わず予約、ゲットしました。

 ただ、今回少しだけ迷ったのが「補償プランをどうするか?」ということです。筆者、結構な粗忽者でして、これまでも端末を紛失しそうになったり、水没させたりということを何度かやっておりまして。もし、万一の場合に修理代金を補填してくれる補償プランを付けたかったのです。

 ZenFone 2を購入する方の多くは回線にMVNOを選ぶと思うのですが、最近は、多くのMVNO事業者で、端末を破損させたり水没させてしまったときの補償プランを用意しています。たとえば、DMM Mobileの「端末交換オプション」は月額350円(税別、以下同)で、端末が破損・水没した場合には使用端末の同等リフレッシュ品と交換してくれますし、NifMoの「あんしん保証」なら月額380円でやはり、(1回目5000円といった免責金額があるものの)このようなときに、端末を交換用のものと即座に換えてくれるというサービスを提供しています。

 ただ、これらMVNOの補償プランは、当然ながらその事業者の回線を契約し、かつそのMVNOで端末を買ったときにだけ付けられるオプションなのですよね。回線をこれらの事業者の回線に乗り換えて、同時にZenFone 2を購入、補償プランにも入る……というのも手なのですが、筆者の場合、現在使っているMVNOの回線がまだ契約から1年経ってない音声付プランで、MNPで事業者を移るには1万円近い解約料金がかかってしまいます。なので、できれば回線を乗り換えなくてもよい方法を探していました。

ドスパラの「モバイルセーフティサービス」のWebサイト。過失による破壊や水没でも補償するサービスだ。「キャリアとは、docomo、SoftBank、auなどの大手電気通信事業者を指しています」とあるが、MVNO回線でも申し込み可能

 ……あるんですねぇ。回線の事業者に拠らず入れる補償プランというのも。筆者が見つけたのはパソコンパーツなどの販売でおなじみのドスパラの「モバイルセーフティサービス」というヤツです。

 料金は「月額680円」とMVNOの補償プランに比べると若干高めなのですが、サービスに入る端末さえ決まっていれば、回線はどこでもOK。水没や画面破壊といった過失による故障でも修理費用を最大3万円まで補償してくれるというのです。ちなみに、申し込むタイミングも別に端末購入時でなくともよく、それどころか、端末は新品ではなく中古でも大丈夫、とのこと。ずいぶんと自由度が高いんですね。

 で、回線は現在使っているMVNOのもののままで、ZenFone 2をASUSのオンラインショップから購入、その後ドスパラの「モバイルセーフティサービス」に申し込みました。

MVNO回線を使う場合、携帯電話のキャリアとして「その他」を選ぶ。メーカー・機種名には「ASUS ZenFone2(ZE551ML-RD32S4)」と記入。そして、製造番号として15ケタのIMEI番号を入れる

 このモバイルセーフティサービス、申込手順は非常に簡単です。筆者の場合、店頭に行く時間がなかったのでインターネットを使って申し込んだのですが、必要な手続きは、モバイルセーフティサービスのWebサイトにアクセスし、必要事項を記入し、申込ボタンを押すだけ。所要時間はものの5分くらい。翌日には「モバイルセーフティサービス申込完了のお知らせ」というメールが届き、申込が完了してしました。……え、これだけ? と思うほど簡単な手続きですよね。

 この補償プランは不正利用を防ぐためか、修理費用の適用が可能になるのが申込翌々月1日からとなっていたり、一度修理代の支払いを受けると180日間は受けられない、修理費用を受け取れるのは年間最大2回までといった制約はあるものの、保証プランのないMVNOを使っているユーザーには非常に魅力的なサービスだと思います。

ちなみに、IMEI番号は、ZenFone 2の場合、「設定」-「端末情報」-「端末の状態」メニューから表示させることができる
「モバイルセーフティサービス申込完了のお知らせ」メールが届いたら申込完了。修理などの補償は、申込の翌々月1日からとなる

 ちなみに「修理費用が3万円では足りない」と思う方は、オプションで月額プラス100円の「ワイドオプション」を選ぶことで4万円まで、プラス150円の「スーパーワイドオプション」を選ぶことで5万円まで限度額を上げることも可能だそうです。

 ZenFone 2(筆者の購入したメインメモリ4GBモデルの場合)の価格は4万5800円ですから、修理不能の場合は標準プランでは足が出てしまいます。心配な場合はこれらのオプションを選ぶのもアリかもしれません(筆者もかなり迷ったあげくに標準プランにしたのですが)。

 さて、後は、実際に端末を壊したり水没させて修理した時にこのプランの使用感がどうだったかレビューが必要かもしれません。いや、筆者としてはZenFone 2を水に落としたり壊したりはしたくないので、レビューしないで済むことを祈っています。