みんなのケータイ

 iOS 8.1では、iPhoneに届いたSMSをMacで受け取って返事を送ることができるようになっています。私の場合、iPhoneの「メッセージ」アプリでは基本的に家族とiMassageをやり取りするだったので、SMSをMacで受信できなくても問題はありませんでした。しかし先日、SMSで複数回のメッセージをやり取りすることがあったのですが、仕事中だと断然Macのキーボードの方が入力が楽。メッセージが届く度にiPhoneを持ってフリックして……、というよりはMacに表示される通知をクリックして入力した方が簡単というわけで、遅ればせながらもMacでSMSを受信できるように設定しました。

SMSをMacで受け取るようにするには、iPhoneで設定が必要。「設定」の「メッセージ」で「メッセージ転送」を選択する。このメニューは「iMassage」がオンのときに表示される

 iPhoneに届いたSMSをMacで受けられるようにするには、最初にiPhoneの方で設定する必要があります。「設定」の「メッセージ」で「iMessage」をオンにしていると表示される「メッセージ転送」で、SMSを受け取りたい端末を選びます。スイッチをオンにすると、選んだ端末に数字が表示されるので、それをiPhoneに入力して連携を許可します。もちろん、複数の端末を設定できます。

受け取りたい端末を選び、スイッチをオンにすると、その端末上にペアリングするための数字が表示される。それをiPhoneで入力して「許可」
SMSの送受信を許可した端末がオンになっている。複数の端末を設定することもできる

 Macでメッセージをやり取りする快適さはiMassageで十分認識していますが、文字入力が快適なので、文章が長くなりがちになるのが少々ネック。相手は「これから帰る」としか書いていないのに、こちらは入力がとてもスムーズなので、「お疲れ様。大根を買うのを忘れたので、西友で買ってきてくれませんか? 本日も原稿が全然が進みませんでした。しくしく」とか、非常にくだらない文章をつい加えてしまいます。

ドコモはSMSで送信できる文字数が670文字まで増加。70文字までは3円で他社と共通だが、それ以上は約65文字増えるごとに3円プラスされていき、最高で1通30円となる

 この場合はiMessageなので、相手にプレッシャーをかける以外は何も問題ないのですが、SMSの場合は有料で、文字数制限もあります。同一キャリア内では無料になるプランもありますが、他社端末に送る場合は1通3円。そして、なぜかうっかり見逃していたのですが、ドコモの場合、文字数が多くなるほど料金が上がるように改訂されていました。先日開催された、IIJmioの中の人とお話ができる「IIJmio meeting 6」でも、その件が紹介されていました。ドコモの端末でSMSを送信する方は、長文メッセージにご注意ください。