米国滞在中に購入したナイキのスマホ連動アイテム

2012年7月11日 06:00
(石川温)

 6月は台湾の「COMPUTEX TAIPEI」に始まり、11日のアップル「WWDC」、20日「Windows Phone Summit」、27日からの「Google I/O」と海外取材が続いた。海外渡航時の楽しみと言えば、なんと言っても現地でしか売っていないガジェットを買うことだ。

Fuel Band

 WWDCの時に、アプリ開発者やメディア関係者で盛り上がっていたのがナイキの「Fuel Band」だ。腕に装着することで、その日の運動量が計測できる。「Fuel」というナイキが設定した数値があり、日々の目標を設定し、それを超えられるように頑張るというわけだ。

 WWDC取材時はサンフランシスコに2泊しかいなかったため、購入はできなかったが、その次のWindows Phone Summit~Google I/Oの時には19日から2週間弱滞在していたので、市内のショップで買うことができた(149ドル+税)。

 記録した情報は、iPhoneにBluetooth接続で保存していく。自分のデータが管理できるだけでなく、Facebookとの連携が可能で、友人と運動量を争えるのが結構、楽しい。

 ただ、ケータイやスマートフォンに内蔵されている歩数計と比べると、若干、精度が甘いのか、比較的簡単に1日で1万歩を超えてしまう。1万歩というと、かなり歩きまわらないことには達成しない数字のように感じるが、Fuel Bandだと毎日のように達成できてしまう。

トレーニングシューズ

 もう1つ購入したのが6月29日に発売されたばかりの同じくナイキのトレーニングシューズ(235ドル+税)。こちらは靴底にセンサーが内蔵されており、足の裏のどこで踏んだかを測定できる。靴底のセンサーはBluetooth Low Energyに対応しており、こちらもiPhoneと連携できるようになっている。iPhoneのアプリで、トレーニングの内容が動画で見られ、真似をすることで、運動量を計測することができる。

 普段、トレーニングなどしないが、この靴を買ってしまったからには、海外にいるときぐらいは少しでもトレーニングをしてみようかという気にもなってきた。

 いずれの機器も対応するのはiPhoneだけで、Androidには非対応だ。Fuel Bandは日本でも秋頃、上陸すると見られている。

靴底のセンサーiPhoneのアプリ