ハードキーで応答・終話できる幸せ

2012年4月23日 06:00
(湯野康隆)
「音量UP」キーで着信に出られる
電源キーで終話することも可能

 各キャリアのスマートフォン優遇キャンペーンの影響もあってか、筆者の周囲の人々が次々とAndroid端末を持ち始めている。筆者自身は以前からAndroid端末を使っているので、もう体が慣れてしまったが、フィーチャーフォンから乗り換えた人からは、「いやー、かかって来た電話に出るところで画面をタッチするのにどうも慣れなくて。何かいい方法はありませんか?」みたいな質問をされることが多い。

 実は、Android端末では、メーカーにもよるが、ホームキーやサイドキーを押すことで電話に出られるように設定できる場合がある。しかし、この方法が意外に知られていないのだな、と聞かれる度に実感するので、改めて説明しておきたい。

 例えば、筆者が以前レビューしていたIS12SHでは、「設定」-「通話設定」-「着信時キー動作設定」-「応答」と辿ることで、ホームキーを押して電話に出られるようになる。このほか、最近発売されたGALAXY Noteでは「設定」-「通話」-「通話応答/通話終了」-「ホームキーで応答」と辿れば、同様の設定が可能だ。

 が、現在使用している104SHではホームキーがセンサー式で、操作感がタッチパネルと大差ない。というわけで、側面の「音量UP」キーを押すことで通話に出られるようになっている。

 ちなみに、電源キーを押すことで終話できる機種も多い。104SHでは「設定」-「その他の設定」-「ユーザー補助」-「電源キーで通話を終了する」で、この機能が利用できるようになる。

 スマートフォンに変えて、通話まわりが使いにくくなったと感じている方は、設定を見直すと、若干ではあるが使いやすくなるかもしれない。