「auスマートパス」をARROWS Zで堪能

2012年3月22日 06:00
(石川温)

 ここ最近、auがやたらと力を入れてプロモーションしているのが「auスマートパス」だ。月額390円で人気のアプリが500本以上、インストールし放題。さらにクーポンやセキュリティ、クラウドサービスなども提供されている。JALマイルフォンで契約しているARROWS Z ISW11Fでも、auのサービスはすべて使えるので、早速、「auスマートパス」を契約してみた。

 登録は、au IDでログインすればすぐにできてしまう。まずダウンロードしたのが、申し込みでもらえるという「星飛雄馬電卓アプリ」。電卓を押すと飛雄馬の声で数字や決めぜりふを読み上げてくれるというもの。この手の電卓アプリはセクシー女優を起用したものが人気だが、その飛雄馬版といったところか。そういえば、いまauのCMでは星飛雄馬をかなり前に押し出した内容となっているが、30代後半ぐらいの世代であれば理解できるものの、果たして、いまの学生に星飛雄馬はちゃんと伝わっているのだろうかが気になるところ。

 次にダウンロードしたのが「ATOK for Android」。当然のことながら、すでに1500円を支払って入手済みであるが、「月額390円でアプリ取り放題!」と言われると、元を取りたくなって、いちおうダウンロードしてみた。スマートフォンを買ったばかりの人であれば、これさえダウンロードすれば、月額390円の元が取れる気がするだけに、かなりお得なのではないだろうか。

 一度、使ったことがあるものの、あまり使わなくなったので辞めてしまっていた「LISMO WAVE」を改めてダウンロードしてみた。月額315円で全国52局のFMラジオが聴けるというアプリだ。毎月末、使わなくなったアプリを整理する機会があるのだが、その際に泣く泣く解約したアプリだったが、「取り放題」ということで復活させてみた。こうした「たまに使いたいけど、毎月、情報料を支払うのは躊躇する」といったサービスも気軽に使えるというのは「auスマートパス」の利点であったりするだろう。

 その後、いろいろとアプリをチェックしてみたが、もうちょっと「おぉ、こんなアプリもあったか。ラッキー」と思えるようなものを揃えて欲しいと思う。今は「月額390円支払っても得をする」感覚を味わえるが、もともと無料のアプリも多く、今後はどうなるかは不透明だ。このあたりは是非とも、魅力的なアプリを継続的に投入して欲しいものだ。