ベールビューで覗き見防止

2011年12月26日 06:00
(湯野康隆)

 こちらの記事にもある通り、本誌を含むImpress WatchのAndroid向けニュースアプリが新しくなりました。ユーザーインターフェイスも一新し、かなりサクサク使えるようになっているので、Android端末をお使いの方はぜひお試しあれ。ちなみに、iPhone向けの新アプリも近日中に登場する予定です。

「ベールビュー」のON/OFFはステータスパネルの中で切り替えられる

 と、いきなり宣伝で入ってしまったが、話をIS12SHに戻そう。

 多くのスマートフォンはタッチ操作での利用が前提になので、画面は大きければ大きい方がいい、というような状況になっている。まあ、動画やゲームを楽しむ上では、画面は大きい方がいいだろうし、これはこれで理に適っているようにも思える。

 しかし、いざ仕事で活用するとなると、メールやスケジュール、各種ドキュメントなども、この画面で閲覧することになる。電車の中でメールをチェックするなんていうのは日常茶飯事。大画面であるとともに視野角も広いという、エンタメコンテンツ向きのディスプレイの存在は、覗き見しやすい状況を生み出しているとも言える。

 会社からお給料をもらっているサラリーマンとしては、やはり多少はこういう話も気になるわけだが、幸いなことにIS12SHにはシャープがフィーチャーフォン時代から搭載してきた覗き見防止機能「ベールビュー」が搭載されている。ベールビューをONにすると、正面からははっきり見えるが、ななめ横から覗こうとすると、柄が邪魔して見えにくくなる。

 隣の人の視線が気になるユーザーは、ぜひとも活用したい機能だ。

ベールビューONで正面から見た場合ベールビューONで側面から見た場合