節電感覚も養えるF-09Cの温度計と湿度計

2011年8月1日 06:00
(甲斐祐樹)

 F906iの時代から歩数計を標準搭載しはじめた富士通の携帯電話が、2010年冬モデルのF-01Cから新たに搭載し始めたのが温度計と湿度計。最初は「携帯電話で温度計れるって便利なのかな?」と若干疑問を感じていましたが、昨今の節電対策ともあいまってなかなか便利に使えています。

 温度計と湿度計は待受画面にウィジェットで表示できるので、わざわざアプリを立ち上げなくても待受画面だけで手軽に確認可能。今まではテレビで天気予報の予想気温を聞いても「ああ、今日は暑いのね」くらいの認識しかありませんでしたが、実際にいつでも温度を知ることができると、「このくらいの暑さだとこの温度なんだ」という数値が実感としてわかるのが便利。きちんと温度を知ることで、自然とエアコンの温度にも気を使うようになりました。

 いつでもどこでも手軽に温度や湿度がわかるのは便利な半面、携帯電話に搭載された機能ゆえの悩みもあって、携帯電話自体の温度が高いと温度計もその影響を受けてしまいます。愛用しているF-09Cのアクセスポイントモードは常時通信していることもあって本体の温度が上がるため、結果としてアクセスポイントモード終了後の温度もかなり高い数値で表示されることに。とはいえそんな時はF-09Cを手にしている手も「あったかいな」と感じるので温度を間違えることもなく、移動中の温度を手軽に知る手段として愛用しています。