dynabook AZとテレビをHDMIで繋いでホームPC化計画

2011年4月15日 06:00
(甲斐祐樹)
dynabook AZ搭載のHDMI端子
42インチの液晶テレビにdynabook AZの画面を表示

 購入以来ちょこちょこといじり続けているAndroid搭載ノート「dynabook AZ」。外出時にもメモやブラウジング、TwitterやSkypeなどは十分利用できるのですが、今回はdynabook AZがせっかく搭載しているHDMI端子を使って、テレビ用のホームPC化計画を立ててみました。

 自宅のテレビとdynabook AZをHDMIケーブルで接続し、さらにBluetoothマウスとBluetoothキーボードをペアリングさせてワイヤレス操作を可能にしたら、あとはdynabook AZのディスプレイを閉じてテレビのそばに設置。ディスプレイを閉じると一瞬画面が真っ黒になるものの、マウスやキーボードを操作すると画面が表示され、後は普通に操作できます。

 Bluetoothキーボードで操作する場合、dynabook AZのキーボードと比べて設定やホームボタンなど独自のキーがないものの、メニューは右クリックで表示でき、「戻る」も「ESC」キーで代用できます。HDMIで表示しても解像度はdynabook AZの1024×600ドットを拡大表示しているため、画面表示はかなり粗いですが、動作はサクサクでテレビ内蔵ブラウザよりも快適。操作もワイヤレスでテレビから離れて行えるのが便利です。

 なお、テレビはdynabook AZと同じ東芝製のREGZAを使いましたが、テレビのリモコンで東芝製PCを操作できる「レグザリンク」はdynabook AZでは利用できず。これができればdynabook AZをテレビのそばに起きっぱなしにしておき、リモコンからワイヤレスで電源を投入するという究極のワイヤレス環境が実現できたのですが、さすがにAndroidではまだその機能はないようです。

REGZA Phoneとの表示比較