ホーム画面が便利になるAndroidのホームアプリ比較

2011年1月25日 06:00
(甲斐祐樹)

 もともとAndroidのホーム画面は標準のものを使うタイプだったのですが、先日ご紹介した「LauncherPro」を使って以来、ホーム画面をカスタマイズする楽しみに目覚めてしまいました。今回は最近使ったホームアプリをいくつかご紹介。
 
 なお、今回ご紹介するアプリはいずれも「ホーム画面に置くアプリの数を増やせる」機能と、「ホーム画面のサムネイルを一覧表示する」機能を搭載。現在使っているREGZA Phoneは画面が大きいだけにたくさんアプリを置きたくなるので、設置アプリ数を変えられるこの機能は手放せません。

ADW.Launcher

ADW.Launcher

 ホームアプリとしては定番的な存在。一番の特徴はホーム画面のカスタマイズでしょうか。Androidマーケットで配布されているテーマをダウンロードすれば簡単にデザインを変更でき、マーケットには本体アプリを見つけ出すのが大変などにADW対応のテーマが配布されています。

 その他の特徴としてはアプリ一覧の横スクロール表示や、アプリ一覧をグループで管理することが可能。ホーム画面を上下にスワイプしてステータスバー開閉やアプリ一覧表示といった機能を呼び出すことも可能です。多機能なぶん使っているとやや不安定なところもあり、ホーム画面にうまく戻れなかったり強制終了することもありました。

設定画面は日本語に対応さまざまなテーマでカスタマイズ可能

Zeam

Zeam

 テーマカスタマイズのような派手な機能はないものの、動作の軽快さや安定感を感じるアプリ。ホーム画面をスワイプして機能を呼び出す機能のほか、ダブルタップにも機能を割り当てられます。

 中でも一番のお気に入りは、大きなウィジェットのサイズをリサイズできる機能。REGZA Phoneに標準で入っているデジタル時計ウィジェットは横に4アプリ分を占拠するので、もう少し小さいウィジェットが欲しいなと思っていたのですが、Zeamの機能で横3つ分にリサイズし、だいぶ使いやすくなりました。動作も安定していて今メインで使っているホームアプリです。

設定画面。スワイプのほかダブルタップにも機能を割り当てられるウィジェットのサイズ変更も可能

LauncherPro Beta

LauncherPro Beta

 こちらは先日機能を紹介したので他のアプリとの比較。速度でいうとZeamとADWのほうがやや早く感じますが、こちらも安定度は高く安心して使えます。有料版を購入するとウィジェットのリサイズなどもできるようになるようなのですが、今のところはZeamで満足しているので有料版購入には至っておりません。

設定画面ウィジェットのサイズ変更は有料版の機能

 アプリを使ってホーム画面の使い勝手までも簡単にカスタマイズできてしまう拡張性の高さこそがAndroidの魅力。メーカー独自のホームアプリも魅力的な機能を搭載していますが、こういうホームアプリで好きなホーム画面を選ぶのもまたAndroidの楽しみ方の1つです。