みんなのケータイ

dフォトに生まれ変わるフォトコレクションの満足度

 NTTドコモが昨年11月に「子育て応援プログラム」というサービスを開始したので、早速申し込んでみた。

 子育て応援プログラムは主に3つの特典から成り立っている。1つは子供が12歳になるまで、毎月誕生月に3000ポイントを付与してくれるというもの。現在はキャンペーン中で、申込をした人全員にさらに3000ポイントがもらえるようになっている。

 2つめの特典として、登録している子供が小学校を卒業するまでの年の3月31日まで、クラウド容量オプション プラス50GBが無料になる。さらに、3つめとして申し込みから最大13カ月、フォトコレクションプラスが無料になるという。

 クラウド関係のサービスは、正直言って、iCloudやGoogle Photoを利用しているため、さほどうれしくはないのだが、フォトコレクションプラスに関しては、フォトブックやL判プリントが毎月、無料で利用できるとあって、月末には必ず、その月に撮影した写真をせっせとアプリでフォトブックを作って発注している。

 無料なので、あまり文句を言いたくはないのだが、このフォトコレクションプラスのアプリが、かなり使い勝手が悪いのだ。スマホのなかにある写真をアップして、フォトブックに使いたい写真を選んでいくのだが、この工程の操作性が本当にわかりにくい。ここまで直感的ではないスマホアプリも珍しいと思ったほどだ。

 先日、ドコモの偉い人や広報さんに会う機会があったので、直接「フォトコレクションプラス、使い勝手悪いですね」と伝えたところ、なんと、その翌週に「フォトコレクションプラスをdフォトにリニューアルする」というリリースが届いて驚いた。しかも、そのリニューアルは名前の変更だけでなく、きちんと「アプリのメニューを見直し、シンプルでわかりやすくした」とある。

 もちろん、自分が指摘したからではなく、相当前からリニューアルを準備していたのだろうけど、NTTドコモ社内でも「使いにくい」と自覚していたことに、安心した。

 ただ、もう1つ、不満があるのが、フォトブックの印刷品質だ。無料なので、あまり文句は言いたくないのだが、かなり黒ずんだ発色となっており、子供の肌色があまりきれいに印刷されていない気がするのだ。無料で印刷してくれ、無料で送ってくれるので、それだけでありがたいのだが、やはり大切な子供の写真なだけに、もうちょっと印刷品質には気をかけてもらいたい。

 フォトコレクションプラスからdフォトへのリニューアルは3月29日となっている。アプリだけでなく、印刷品質の改善にも期待したいところだ。