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手のひらサイズで4K動画のドローン、クアルコムがプラットフォーム発表
「Snapdragon Flight」、2016年に搭載製品が発売予定
(2015/9/11 13:05)
クアルコムは、高性能なドローン開発用プラットフォームという「Qualcomm Snapdragon Flight」を発表した。
「Snapdragon Flight」は、コンシューマ向けのドローンや、ロボットの開発に最適化された開発用リファレンスプラットフォーム。小型・軽量なドローンに4K動画撮影をはじめとした高度な機能を搭載できるものとして提供される。
「Snapdragon Flight」は58×40mmのボードで、同社のチップセット「Snapdragon 801」を搭載。4K動画の撮影をサポートするほか、Hexagon DSPによるリアルタイムのフライトコントロール機能、2×2でIEEE802.11nのWi-Fi、Bluetooth 4.0、5GHzの汎地球航法衛星システム(GNSS)、急速充電のQuick Chargeなどをサポートする。
クアルコムはYuneecをはじめとしたドローン開発企業に提供し、「Snapdragon Flight」搭載のドローンは2016年上半期に発売される予定としている。
ニュースリリースの発表と同時に、“リファレンスドローン”が動作する様子も公開されている。