「信長の野望」のソーシャルゲーム、モバゲーに登場


 コーエーテクモゲームスとディ・エヌ・エー(DeNA)は、日本の戦国時代を題材にしたソーシャルシミュレーションゲーム「100万人の信長の野望」の提供を開始した。

 「100万人の信長の野望」は、ユーザーが戦国時代を生きる武将となって、所属する大名家の天下統一を目指すソーシャルシミュレーションゲーム。織田信長や武田信玄などの大名家に所属したプレイヤーは、羽柴秀吉、明智光秀、直江兼続、真田幸村など実在の武将(700人以上)を登用し、内政などの指示を出して自らの領国を開発、発展させアイテムを生産したり、他のプレイヤーと協力して合戦で全国84の城を奪い合う。

 ゲームとしては、「箱庭システム」と呼ばれる仕組みが採用され、領地内を田畑や市場などを置いて発展させていく。施設によっては隣り合う別の施設を発展させるものがあるなど、特殊な効果を持つものがあるという。また、大仏、金閣寺など個性的な施設も用意される。

 合戦では、足軽、騎馬、鉄砲を駆使して戦う。それぞれじゃんけんのような3すくみの関係で、対戦相手が決まると、敵武将の種類を予想して家来の登場順を決める。合戦がスタートし、武将の種類が一定の並びになっているとコンボ攻撃などが発生する。他のプレイヤーとは、「一門」と呼ばれるサークルを結成できる。サークルを結成すると所属大名家内での地位が向上し、勢力へ影響を与えられる。

 基本プレイは無料で利用できるが、アイテムが有料で提供される。iモード、EZweb、Yahoo!ケータイのFlash Lite 1.1対応機種でプレイできる。

 

(関口 聖)

2010/8/26 17:41