GPS機能の利用動向、位置ゲーム首位は「まちつく」
MMD研究所は、GPS機能に関する利用実態調査を実施し、その結果をまとめた。
調査は、4月28日~5月6日の9日間、携帯向けのWebサイトを使って実施された。有効回答数は3727。男女比は男性34.2%に対して女性65.8%。年齢別の内訳は、10代19.8%、20代23.9%、30代26.9%、40代以上29.4%となる。
GPS機能の認知度は、全体の86%が「知っている」と回答しており、GPSの位置情報を送信することについては61.4%が「抵抗がない」と答えた。利用経験については、地図による現在地取得が68.2%と最も高く、近隣の店舗検索が41.8%、ゲームが21%と続いた。
地図サービスの利用動向については、全体の56.3%が携帯電話から使っていると回答し、中でも会社員は60.2%と高い結果を示した。パソコンからの利用は全体は44%、会社員47.7%。
利用している地図サービスは、携帯電話の場合、「Yahoo!」が45.3%、「Google」が44.3%、「NAVITIME」が18.5%となった。パソコンの場合はGoogleが74.9%、Yahoo!が69.4%、「マピオン」が22%となっている。
このほか、位置情報を使った携帯ゲームを意味する、いわゆる「位置ゲー」の利用動向については、ウノウが提供する「まちつく」が32.9%でトップとなり、「コロニーな生活☆PLUS」(23.1%)、「ケータイ国盗り合戦」(18.3%)がそれに続いた。
2010/5/13 15:40