ドコモ、ソーラー充電・防水対応の「SH-08A」

SH-08A Forest Green

　NTTドコモは、ソーラー充電機能を搭載した防水対応のシャープ製FOMA端末「SH-08A」を開発した。STYLEシリーズに位置付けられ、9月以降に発売される。

　「SH-08A」は、ソーラー充電機能搭載端末「SOLAR HYBRID」として開発された折りたたみ型のFOMA端末。液晶側ボディの背面にソーラーパネルを搭載しており、太陽光で携帯電話内蔵のバッテリーを充電できる。10分間のソーラー充電で約1分の連続通話が可能で、ソーラー充電が可能かどうかがわかる「ソーラー充電目安表示機能」や、充電量に応じた使用可能時間の目安を表示する機能が搭載されている。また、充電中に一定温度以上になると警告音が鳴る「温度上昇警告機能」なども用意されている。

　IPX5/7等級の防水性能を実現しており、屋外での突然の雨や、バスルーム、キッチンでの利用にも対応する。

　カメラは高感度撮影対応の約800万画素CCDカメラが搭載される。「シーン自動認識」機能や動体を捕捉する「チェイスフォーカス」、顔検出のオートフォーカス機能などを搭載。手ぶれ補正対応で、レンズは広角29mm相当となっている。最大16GBまでのmicroSDHCカードが利用できる。

　このほか、デコメ絵文字入りのメールにワンタッチ変換できる機能や、撮影した動画からデコメ素材を作る機能が用意されている。地図アプリをワンタッチで起動できる「MAP」キーを装備しており、音声入力による検索、名刺リーダー、TrueTypeフォントダウンロード、ブルーレイディスクレコーダー連携機能、Virtual 5.1ch対応のドルビーモバイルなどがサポートされる。

　メインディスプレイは約3インチ、480×854ドット、1677万7216色表示のNewモバイルASV液晶。サブディスプレイは約0.8インチ、39×96ドット、1色表示の有機EL。

　主な対応サービス・機能は、海外対応のGPS、Music&Videoチャネル、10MBのiモーション、ワンセグ、着うたフル、iアプリオンライン、おサイフケータイ、iコンシェル、iウィジェット、WORLD WING、機能拡張されたiモードブラウザ、電池残量の細分化、FOMAハイスピード（7.2Mbps）など。iアプリタッチ、タッチパネル、Bluetooth、ドキュメントビュアは非対応。

　大きさは109×50×17.3mm（最厚部約21mm、中央部約18.5mm）で、重さは約140g。連続待受時間は3Gで約540時間。連続通話時間は3Gで約210分、連続テレビ電話時間は約110分。ボディカラーはForest Green、Sea Blue、Shine Whiteの3色。

　なお、シャープ製で同様のソーラー充電機能を搭載した端末は、KDDIから「SOLAR PHONE SH002」が発売されており、ソフトバンクモバイルからも「SOLAR HYBRID 936SH」が8月下旬以降に発売される予定となっている。

Sea Blue	Shine White