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「e-ZUKAスマートアプリコンテスト2026」、受賞アプリ決定
2026年10月13日 07:00
福岡県飯塚市は10月10日、同市内の九州工業大学で「e-ZUKAスマートアプリコンテスト2026」の最終審査会を開催し、受賞アプリを発表した。
同コンテストは、2012年から毎年開催されているアプリコンテスト。今回で15回目の開催となり、単なるアプリのアイデア発表にとどまらず、地域データや公開データを活用して地域課題を分析し、その解決にどう結びつけるかまでを提案するコンテストとなっている。
2026年のテーマ(一般の部)は「Innovative Hack for Local in 飯塚」と設定されており、飯塚市をはじめとした地方都市で顕在化している地域課題について、応募者の多様な視点から分析し、解決につながるようなアプリを募集していた。「まちづくり」「教育」「福祉」「経済(地域経済・観光・農業)」「災害」の5つの分野から1つを選択し、自治体や官公庁から公表されているオープンデータを活用し、データに基づいて課題の認識と解決を図ることが推奨されていた。
同コンテストでは、一般の部に加え、市内の学校に通う生徒を対象にした小学生の部・中学生の部も用意されており、こちらでは『「あったらいいな」こんなんもの~』をテーマに、スクラッチ、ビスケット、マイクロビット、スプリンギンといった環境でプログラミングした成果が発表された。
中学生の部は、高校生以上の一般の部同様に最終審査会でのプレゼンテーションが行なわれ、10作品の応募の中から選ばれた3チームがプレゼンテーションを行なった。
中学生の部の優勝は飯塚市立庄内中学校のチーム「I-I観(いいかん)」が開発した同名の観光すごろくゲーム。地域の人たちや子供たちが地元の魅力的なスポットを知っていないという課題に対し、飯塚市のよい観光地をゲーム感覚で知ってもらいたいという思いから、すごろく形式で名所を学べるゲームを開発したという。
一般の部には43作品のエントリーがあり、このうち一次審査を通過した8チームがプレゼンテーションを行なった。
審査の結果、見事グランプリに輝いたのは、チーム「ひげだるま」(痛快技術)が開発した「飯塚市の重心」。データがあることに気づいてもらう入口が必要だという思いから、人口や施設などのデータを重さに見立てて地図から重心を探すゲームで、オープンデータのユニークな活用法や、遊びながら地域の違いや特性を感覚的に理解できる独創的なアプローチが高く評価された。
このほか、自然言語の入力から複数の訪問先や最終期限をAIで整理・逆算して今どう動くかを提示し、公共交通をつなぐ移動支援アプリ「予定ナビ ― 予定と公共交通をつなぐ行動支援アプリ」(香月良太/広島大学)や、食事の記録をAIで分析・星座化して自分の好みを振り返り、飯塚市での次のお店や観光地を提案する「めししるべ飯塚」(三角優斗/九州工業大学)といった作品が複数の企業賞を受賞するなど、さまざまな地域課題の解決やデータ活用に向けたアイデアが披露されていた。
| 受賞 | チーム名 | 所属 | アプリ名 |
|---|---|---|---|
| グランプリ | ひげだるま | 痛快技術 | 飯塚市の重心 |
| 飯塚市長賞 | 香月良太 | 広島大学 | 予定ナビ ― 予定と公共交通をつなぐ行動支援アプリ |
| SDGsデジタル社会推進機構賞 | 内藤千絵 | フリーランス | かえれる |
| セキュアサイクル賞 | 堤泰樹 | 大阪ガス | 筑豊ライフラインAI |
| タカハ機工賞 | ひげだるま | 痛快技術 | 飯塚市の重心 |
| トーマスラボ賞 | 香月良太 | 広島大学 | 予定ナビ ― 予定と公共交通をつなぐ行動支援アプリ |
| トヨタ自動車九州賞 | WRing | 九州大学大学院 | みちのこえ |
| なうデータ研究所賞 | 堤泰樹 | 大阪ガス | 筑豊ライフラインAI |
| NOTE賞 | むのうたち | 九州工業大学 | めっちゃかんご |
| ハウインターナショナル賞 | ひげだるま | 痛快技術 | 飯塚市の重心 |
| ビジネス・アクション・クラブ賞 | 42Works | 42Works | 直方ベース |
| ProtoPedia賞 | 内藤千絵 | フリーランス | かえれる |
| マネーフォワード賞 | 三角優斗 | 九州工業大学 | めししるべ飯塚 |
| リンクトブレイン賞 | 三角優斗 | 九州工業大学 | めししるべ飯塚 |
| リョーサン菱洋賞 | むのうたち | 九州工業大学 | めっちゃかんご |
| 福岡県未来ITスタートアップアワード出場権 | むのうたち | 九州工業大学 | めっちゃかんご |










