PayPay、香港の「八達通 Octopus」と台湾の「台新Pay＋」が利用可能に

　PayPayは、キャッシュレス決済サービス「PayPay」の加盟店で、新たに香港の「八達通 Octopus」との連携を開始したと発表した。あわせて台湾の「台新Pay＋」も順次連携できるようになる。ユーザースキャン方式とストアスキャン方式の両方に対応する。これにより計28の海外キャッシュレス決済サービスが日本国内で利用できるようになる。

　PayPayによると、同社とのパートナー企業の増加で、訪日外国人の約8割を占める国や地域のキャッシュレス決済サービスが国内のPayPay加盟店で利用可能になったとのこと。

　また、インバウンド需要の回復やパートナー企業の増加で、PayPay加盟店の海外キャッシュレス決済サービス決済取扱高も2024年度は過去最高。2019年度と比べて約3倍増加している。

　同社は今後も、海外の決済サービスとの連携を進め、加盟店のインバウンド需要の取り込みを支援するとしている。