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アップル、iOS 15.2とiPadOS 15.2のセキュリティアップデートの詳細を公開

 アップル(Apple)は、iOS 15.2およびiPadOS 15.2で実施したセキュリティアップデートについて、その詳細を公開した。

Apple、iOS 15.2とiPad OS 15.2で実施したセキュリティアップデートの詳細を公開

修正されたセキュリティホールの一例

 パスワードマネージャーにiOSデバイスに物理的にアクセスできる人物が、保存済みのパスワードに認証不要でアクセスできる可能性がある脆弱性(CVE-2021-30948)が発見され、修正された。影響を受けるデバイスは、iPhone 6s以降、iPad Pro(すべてのモデル)、iPad Air 2以降、iPad(第5世代以降)、iPad mini 4以降、iPod touch (第7世代)。

 Safariのエンジンとしても使われるWebkit関連では、悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性がある脆弱性(CVE-2021-30954)などが修正されている。影響を受けるデバイスは、iPhone 6s以降、iPad Pro(すべてのモデル)、iPad Air 2以降、iPad(第5世代以降)、iPad mini 4以降、iPod touch (第7世代)。

 このほか、iOS 15.2およびiPadOS 15.2では、Audio、CFNetwork Proxies、ColorSync、CoreAudio、Crash Reporter、FaceTime、ImageIO、IOMobileFrameBuffer、Kernel、Model I/O、NetworkExtension、Notes、Sandbox、TCCで発見された脆弱性がそれぞれ修正されている。