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TikTok、出版社とコラボで「『#本の紹介』文庫フェア」開催

 TikTok(ティックトック)は、出版取次の日本出版販売(日販)と複数の出版社とのコラボレーション企画「TikTok『#本の紹介』文庫フェア」を日販の取引書店約600店で開催した。期間は10月11日まで。

 これまでTikTokでは、「#本の紹介」のタグで、本の面白さを短い時間で要点をまとめて紹介する動画が多くあり、それによって新たな読者も増えるなど影響を与えていた。

 本企画は、そのような背景のもと、「本を読みたいけど何を読めばよいかわからない」という人たちに向けて、出版社5社が選ぶ「10代が夏に読むべき作品」が各社のTikTok公式アカウントから紹介される。紹介された動画は、その後にTikTok上の特設ページ「『#本の紹介』文庫フェア」にて公開される。

 また、フェア期間中に、TikTokで「#本の紹介」をつけて動画を投稿したユーザーの中から、抽選で10名に図書カードがプレゼントされる。

 あわせて、全国の書店約600店にて「TikTok『#本の紹介』文庫フェア」で紹介された作品がフェア展開される。TikTok内でも、フェア展開中の書店を紹介するなど、ユーザーが書店へ足を運びやすい仕掛けが用意されている。

出版社が選ぶ「10代が夏に読むべき作品」
  • 「僕は君を殺せない」(長谷川夕/集英社)
  • 「クジラは歌をうたう」(持地佑季子/集英社)
  • 「置き去りのふたり」(砂川雨路/小学館)
  • 「図書室の神様たち」(櫻いいよ/小学館)
  • 「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」(汐見夏衛/スターツ出版)
  • 「一瞬を生きる君を、僕は永遠に忘れない。」(冬野夜空/スターツ出版)
  • 「あかね色の空に夢をみる」(吉川結衣/文芸社)
  • 「月曜日が、死んだ。」(新馬場新/文芸社)
  • 「宮廷のまじない師」(顎木あくみ/ポプラ社)
  • 「僕と君の365日」(優衣羽/ポプラ社)