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KDDI、持続的な発展と企業価値向上を目指す「ESG情報開示研究会」へ参画

 KDDIは、2020年6月に発足予定の「ESG情報開示研究会」への参画を発表した。

 同研究会は、社会の持続的な発展と企業価値を高め成長することを調和する仕組みの創造を目指すもの。民間企業19社で構成され、活動は2年間の予定で成果はホワイトペーパーにまとめて公表する。

参加企業一覧(2020年6月時点)

 環境・社会・ガバナンス(Environment Society Governance、ESG)の観点で投資判断評価を行うESGの活発化とともに、ESGに関する情報開示が課題となっている。同研究会では、ESG情報開示やエンゲージメントの発展に向けて情報開示の指標の検討や利害関係者が参加するプラットフォーム構築などのインフラ整備を先導し、ESGに取り組む企業の価値向上に貢献する狙い。

 このほか、機関投資家や監査法人、会計事務所などのさまざまな利害関係者を交えてESG情報開示のあり方の検討も実施する。国際基準ではカバーの難しい日本固有の特色などを加えたモデル指標の探求、効率的な情報開示・エンゲージメントに向けたインフラの検討などが行われる予定。