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タカラトミーの知育玩具、タブレットと連携する地球儀

 タカラトミーは、4.3インチのタブレット付きの地球儀「小学館の図鑑NEOGlobe」を7月11日に発売する。対象年齢は6歳以上。

 希望小売価格は税別2万9800円で、全国の玩具専門店、百貨店や量販店などの玩具売り場、書店、文具店、ECサイト、タカラトミー公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」が取扱いする。

 「小学館の図鑑 NEOGlobe」は、地球儀と台座に備わったタブレット「グローブパッド」(以下、パッド)が連動し、地球儀上で知りたい国を付属のペンでタッチすると、パッド上にその国の情報を表示して音声で解説する。

地球儀でタップした国の情報をパッドに表示

 パッドは取り外して遊ぶこともできる。パッドにはカメラが搭載されており、「カレー」の写真をインドのページに保存するなど、その国に関連する写真を自ら撮影して保存できる。

パッドはカメラ搭載、自ら撮影して写真を保存も

 パッドは、世界の国々・都道府県、世界遺産、自然、生き物、文化、地球、宇宙の計7つのテーマに、1万5000以上の情報を収録している。収録情報は「小学館図鑑NEO」シリーズの6冊と、旅行ガイドブック「るるぶ」からピックアップしている。このほか、30のゲーム・学習アプリや1000門のクイズ、日本地図も付属する。

パッドには全7テーマを収録

 パッド内に収録されるゲームは、「トマト祭り」や「古代エジプト」など世界の文化をテーマにしたゲームのほか、世界の国のあいさつを書いて遊べるゲームなど。また、パッドの画面上にはデザイナー谷口亮氏が描き下ろした、地球をモチーフにしたキャラクターが登場する。

「トマト祭り」
世界の国のあいさつを書いて遊べるゲーム

 同製品は、耳の不自由な方も一緒に楽しめる「うさぎマーク」の共遊玩具に認定されている。パッドから流れる音声には画面上で字幕が表示され、音が聞こえなくても楽しむことができるほか、図解の読み上げ中には音声アイコンを動かすことで、音が鳴っていることが認識できる仕様にしている。

 大きさは275×416×253(mm)、パッドの画面は4.3インチ。電源は地球儀本体・グローブパッド共に単3型アルカリ乾電池×4本で、乾電池は別売り。別売りのACアダプターに地球儀本体とグローブパッドを接続(台座に装着)して使用する場合には電池は不要。