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林家木久扇がなぞかけを披露、「らくらくスマートフォン me F-01L」新CM発表会
歴代らくらくシリーズの展示も
2019年3月6日 16:26
富士通コネクテッドテクノロジーズは、2月15日に発売したシニア層向けスマートフォン「らくらくスマートフォン me F-01L」の新CM発表会を開催した。新CMでは、シリーズを通して出演しているイメージキャラクターの大竹しのぶと、新たに林家木久扇が出演する。なお、端末の詳細は別の記事で紹介している。
大竹しのぶと林家木久扇が初共演、新CMが公開
新CMは、花を撮影すると花の名前が分かる機能「花ノート」を大竹しのぶが楽しむ「花畑」篇と、林家木久扇が大竹に使い方を教えてもらいながら自撮りなどを楽しむ「はじめての人」篇の2篇。大竹と林家木久扇は、初共演だという。
発表にあたり登壇した大竹は、「らくらくシリーズのCMに出演するようになってから15年で感慨深い」と話した。今では“らくらくホンの人”として認知され、周りに使いやすいかどうか、聞かれたり、富士通への新機能のリクエストを頼まれることがあるという。
自身もらくらくスマートフォン 4のユーザーである林家木久扇は、「食べ物や塗料のCMは経験があるが、スマートフォンのCMは難しかった」と話した。今の機種は、字を調べるといったことなどにしか利用しておらず、CM出演でスマートフォンの機能を知ったことにより、「(今までの使い方では)もったいないことをしていたな」と話した。
また、発表会では2人がそれぞれ花ノートと脈波センサーを利用した、血管年齢やストレス度を測定できる機能を実際に試すところが披露された。
同機種のおすすめな点として、大竹は「花ノート」を挙げ、若いころの夢だった花の名前を覚えることが叶いそうと語った。林家木久扇は、脈波センサーを利用した機能を挙げた。また、自身が取り組む俳句作りにおいて、句題となる花を調べる際に花ノートが活用できそうとも語った。
最後に、林家木久扇に“らくらくホン”を題材としたなぞかけが求められ、「らくらくホンとかけまして、砂漠の交通機関ととく(その心は)やっぱりラクダ(楽だ)」と披露した。
シニア層のスマホ所有率は約3割、口コミによる拡大へ
富士通コネクテッドテクノロジーズ 代表取締役社長の高田克美氏は、これまでのらくらくシリーズの出荷台数は3000万台になったと公表した。60歳以上のシニア層では、スマホ所有率が3割だが、最近では、キャッシュレスサービスなど、スマートフォンがないと不便さを感じる世の中になり、シニア層の生活を便利にするためにも良いスマートフォンを提供する必要があると語った。
また、同機種の機能について、高田氏から紹介された。花ノートでは花を分析するために20万枚を学習させた簡単なAIエンジンを搭載したことや、シニア層に向け脈波センサー、FMチューナーを内蔵したことなどが紹介された。
NTTドコモ マーケティング部 マーケティング戦略 担当部長の川口達哉氏も登壇し、NTTドコモのシニア層に向けた取り組みが紹介された。川口氏も、まだまだ団塊世代はフィーチャーフォンユーザーが多いと指摘し、スマートフォンへの移行に障壁となりやすい、料金や操作性については「docomo with」「ドコモスマホ教室」といった取り組みをしてきたと説明した。
今後は、スマートフォンへの乗り換えユーザーを対象にするだけでなく、初心者やアクティブユーザーを対象にした「60歳からのスマホプログラム」を提供することで、便利さを感じてもらい、スマホユーザーからフィーチャーフォンユーザーによる“口コミ”による乗り換えを狙っていくという。