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5G活用、スマートグラスに競技情報をリアルタイム配信する実証実験
2018年9月7日 16:06
NTTドコモ、テレビ朝日、日本電気(NEC)は、横浜国際プールで行われる第94回日本学生選手権水泳競技大会で、5Gの特徴である「低遅延」を活用し、競技情報をスマートグラスにリアルタイムAR表示する実証実験を行う。
今回の実験における各社の役割は、テレビ朝日が競技を撮影し、NECが5G実証環境の構築およびAR情報を表示するスマートグラスを提供、ドコモはAR表示するタブレット・スマートフォンを提供する。選手情報・順位・タイムなどの競技情報のAR処理を行うシステムは、テレビ朝日とNECが共同開発して提供する。
通常、水泳競技大会では会場内の電光掲示板に競技情報が表示されるため、競技観戦中に競技情報をリアルタイムで把握するためには、視線をプール(選手)と電光掲示板で行き来させる必要がある。今回の実証実験では、スマートグラスに競技情報をリアルタイム配信することで、選手やプールから視線を動かすことなく競技情報を把握できる。
大会は9月7日~9月9日、横浜国際プール(神奈川県横浜市都筑区北山田7-3-1)にて開催される。