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ドコモのdtabが好調、2017年度上期のタブレット出荷数は16.5%増に

 MM総研は、2017年度上期(4月~9月)におけるタブレットの出荷台数が452万台に達したと発表した。前年同期は初めてマイナス成長となっていたが、今回は16.5%増加し、「V字回復した」(同レポート)とされている。

 携帯電話のネットワークにつながるタブレットは「セルラータブレット」(全体の60.3%)とされ、前年同期比19.1%増の272.4万台になった。この背景にはNTTドコモの「dtab Compact d-01J」が好調だったことがあるという。

 一方、Wi-Fiで接続する「Wi-Fiタブレット」(全体の39.7%)は179.6万台(前年同期比12.7%増)だった。3月に登場したiPadの価格が旧モデルよりも割安だったことが効いたほか、6月に登場したWindowsタブレット「Surface Pro」や法人向けモデルが牽引した。

 メーカー別に見ると、1位はアップル(176.8万台、シェア39.1%)、2位はファーウェイ(103万台、同22.8%)、3位はLG(45万台、10.0%)、4位は富士通(36.2万台、8%)、5位はNECレノボ(23万台、5.1%)、6位はASUS(16.8万台、3.7%)となった。