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「Gear VR」コントローラー付属モデルが23日発売

VRプラットフォーム「Samsung VR」も日本で開始

「Gear VR」コントローラー付きモデル。日本版はGalaxyロゴに変更される

 サムスン電子ジャパンは、VRヘッドセット「Gear VR」のコントローラー付きモデルを5月23日に発売する。コントローラー単体での販売も行われる。

 Galaxyシリーズのスマートフォンと組み合わせて使うVRヘッドセット「Gear VR」の5世代目にあたるモデル。ヘッドセット本体のハードウェアは2016年発売モデルと同等で、新たに片手持ちタイプのコントローラーが付属する。

 コントローラーは、「Gear VR」向けのVRコンテンツストア「Oculus Store」で配信されているゲームの一部で使用可能。クリックできるタッチパッドやトリガーボタン、ホームボタン、戻るボタン、ボリュームを備え、リモコンとトラックパッドを組み合わせたような操作感で使える。Galaxy端末とはBluetooth Low Energyで接続する。片手操作専用で、2台のコントローラーを使い両手で操作することはできない。

 旧モデルの「Gear VR」ユーザーは、コントローラーを単体で購入すれば、新モデルと同様の操作が可能となる。「Gear VR」は、Galaxy S6以降のGalaxyスマートフォンのフラッグシップモデルに対応する。

VRプラットフォーム「Samsung VR」が日本向けに提供開始

 新型「Gear VR」にあわせて、同社はVRコンテンツの配信プラットフォーム「Samsung VR」の日本向けの提供を開始する。

 「Samsung VR」は、ドラマやニュース、スポーツなど、クリエイターが手がけた7000本以上のVR動画を無料で配信するプラットフォーム。GalaxyスマートフォンとGear VRの組み合わせで視聴できる。Webサイト上でも配信しており、マルチデバイスで360度動画を楽しめる。

 今後、日本向けの映像コンテンツや、有名アーティストのコンサートのライブ配信が行われる予定。また、ユーザーが撮影したコンテンツを投稿する機能も近日中に追加される。