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ソフトバンクが法人向けにWindowsスマホ投入、レノボ製「503LV」

 ソフトバンクは、法人向けにWindows 10 Mobile搭載のスマートフォン「SoftBank 503LV」を10月下旬に発売する。日本マイクロソフト、レノボ・ジャパンと連携し、ビジネス向け機能を訴求していく。

「SoftBank 503LV」

 ソフトバンクでは、今後マイクロソフトとビジネス向けプラットフォームの構築を目的として、「503LV」などを活用し、ソフトバンクの音声サービスとマイクロソフトのクラウドPBXによる連携サービスや、モバイルセキュリティ向けの24時間稼働のヘルプデスクの設立などを予定している。

 具体的には「Skype for Business」や「Microsoft Intune」「Enterprise Mobility+Security」に対応。「Officeモバイル」が標準搭載され、端末は「Continuum」を利用できる。

 レノボブランドのスマートフォンが国内の通信キャリアに納入されるのは初めてで、ソフトバンクがWindows 10 Mobile搭載のスマートフォンを展開するのも初めて。

主な仕様

 「503LV」は5インチのHD液晶を搭載し、チップセットにはオクタコアの「MSM8952」を搭載。メモリは3GB、ストレージは32GB。メインカメラは800万画素、インカメラは500万画素。最大128GBまでのmicroSDXCカードを利用できる。Bluetooth 4.0をサポートしている。

 端末の通信速度は下り最大112.5Mbps、上り最大37.5Mbps。通信方式と対応周波数帯は、4Gがバンド1/8/18/19/41、3Gがバンド1/8、GSMが850/90/1800/1900MHz。無線LANはIEEE802.11a/b/g/n/acをサポートする。

 バッテリー容量は2250mAh。大きさは約71.4×142.4×7.6mmで、重さは約144g。ボディカラーはブラック。