小銭そっくりなiPhone用シールが意外と実用的

「COZENI」のパッケージは、フラットなデザインのスッキリした見た目がかっこいい

　筆者はiPhoneは持っていないけれど、形がほとんど同じiPod touchは所有しているため、iPhone用のアクセサリーや周辺機器はちょくちょくチェックしている。見た目や機能がユニークな製品が多くて見ているだけでも楽しいが、今回はそんなアイテムをチェックしている時に見つけた「COZENI」を紹介したい。

　このアイテムはiPhoneなどのホームボタンに貼り付けるシールで、製品名の通り本物の硬貨を模したデザインが特徴。製品紹介ページを見る限り、表面の凹凸まで再現されているようでリアリティがあり、ついつい1・5・10円の3種類をまとめて購入してしまった。

筆者が購入した時は1・5・10円玉の3種類のみだったが、現在は50・100・500円玉のバージョンも発売され、日本の硬貨はコンプリート可能。全部そろえたくなってしまう誘惑が……

本物の硬貨と比較。ホームボタンに合わせた小さめのサイズなのに、なかなか再現度は高い

側面や裏面には加工などはされていない。10円玉のシール側面に溝を彫ったギザ十バージョンなどがあればいいなぁと期待してしまう

　使い方はパッケージの台紙にくっついた本製品を取り外し、iPhone/iPod touchのホームボタンにくっつけるだけ。端末のドレスアップがこのアイテムの目的だと思うが、シール自体に厚みがあることと、シール表面の凹凸が指になじんでグリップ感が上がり、ホームボタンが押しやすくなった。iPhone 5sユーザーだとTouch IDが動作しなくなってしまうが、それ以外のiPhone/iPad/iPod touchユーザーなら気にせずに貼り付けられるだろう。

iPod touchのホームボタンに5円玉のシールを貼り付けてみたところ、サイズはぴったり

実際に使ってみるとシールの厚みでホームボタンに引っ掛かりができて押しやすくなった

横から見ると厚みがあることがわかる。ホームボタンの押しやすさがアップし、見た目も個性的になって、いいことづくめだ

　一度貼ってからはがすとほぼ粘着力がなくなってしまうので、貼り直すのは厳しい。なので、位置や角度に気を遣いながら慎重に貼り付けよう。また、糊付けされた部分に軽く触れてみたところ、粘着力がそれほど強い感じはなく、ポケットから端末を出し入れする際にポロッとはがれ落ちてしまいそうな不安はある。長期間の使用を見越して、やはり全種類買っておきたい。

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