本日の一品

手頃なスマートバンド「HUAWEI Band 3」で運動量を見える化

 まだまだ自分は若者だと思い込んでいたが、そうではないらしい。30代になってからなんとなく徹夜がしんどくなってしまい寝落ちることも増えたし、体調を崩すと寝込んでいる期間が長くなったようにも感じている。

 そこで体力をつけるべく、そしてお腹についた立派な脂肪も減らさなければと一年半ほど前からジムに通い始めた。しかしジムでの運動も、たとえば目に見えるもので「スゴい汗をかいた」「体重計に乗ったら少し減っていた」だとイマイチ成果があるようには思えず、もう少し自分の運動などを視覚化できないかと考えた結果、アクティビティトラッカーを買うことにした。

HUAWEI Band 3(左)

 そこで選んだのがファーウェイの「HUAWEI Band 3」。価格も実売で7000円しないくらいと、知名度のあるメーカーの製品だと考えれば安く、歩数やランニング時間といった運動量の計測以外にも、心拍数や睡眠時間も計測してくれる。これらの機能をフルに活用できればジムなどでの運動も視覚化できて続けるモチベーションに繋がるかもしれないし、不規則になりがちな睡眠時間も少しは正せるようになるのではと期待しながら使っている。

本体と付属品

 肝心のHUAWEI Band 3本体についてだが、これはよくあるアクティビティトラッカーなので製品名の通り「バンド型」で腕に常に付けておいても邪魔にならない。スマートウォッチのようにスマホへの着信を通知してくれるのも便利で、運動中に着信があった場合にも気づけるし、お気に入りの腕時計と組み合わせて身につけても邪魔にならない点は嬉しい。

本体の充電は専用のアダプター経由となる

 本体の充電は専用のアダプターを介して行うようになっている。専用アダプターの電源端子はmicroUSB。普段使っている機器の多くをUSB Type-C端子に揃えてしまっているため、microUSBケーブルをまた生やさないといけないのは嫌に感じたものの、メーカー公称で最大10日、実使用で一週間弱は充電要らずなので、二泊三日程度の旅行であれば荷物が増えることもない。

HUAWEI Band 3で計測したデータはアプリで閲覧が可能だ

 HUAWEI Band 3で計測したデータは同社製の「ヘルスケア」アプリで閲覧が可能だ。アプリの画面構成も一目でだいたいのデータを閲覧できる上、HUAWEI Band 3とアプリのデータの同期は随時行われていることでアプリを開いた後に同期を行う手間がないのも嬉しい。過去に他のメーカーのアクティビティトラッカーを使っていた時期もあるのだが、そのときはアプリを開く度に同期を行う必要があり、この同期がうまくいかないこともあってすぐに使うのをやめてしまった。

 また、ヘルスケアアプリに集約した各種データはGoogle Fitとも連携できるため、HUAWEI Band 3を使い始める以前にTicWatch EとGoogle Fitで溜めてきたデータを引き継ぐようにアクティビティの記録を行えている。

時々、アプリを開いた際に他の言語の表示になってしまうことも

 少し気になるのはアプリの挙動で、時々開いた際に英語など他の言語の表示になってしまうこと。これまでのデータを確認したいときや、HUAWEI Band 3のなにかしらの設定を変更したくてアプリを開いた際に他の言語での表示になってしまうとアプリを一度終了するか、それでも直らなければスマホ自体を再起動させないといけないのは少々億劫だ。

 HUAWEI Band 3を購入、使用するようになってからは「忙しくてジムに行けてないけど、今週はかなり外出していて歩いている」と思い込んでいたものが、歩数にしてみると実は大したことがないと気付き、慌ててジムに駆け込んで汗を流すようになった。

 また、睡眠時間の計測や心拍数の計測で「意外と眠れていない」だったり「この運動でこんなに心拍数があがるのか」など、自分の体について少しだけ詳しくなれた気がする。

 肝心の体力作りと体重減については成果が出ているかはなんとも言えないものの、アクティビティの視覚化は「もっと動こう」というモチベーションを維持するにはオススメだ。なんとなくでも「健康志向」を目指している人は、そこまで価格も高くないので一度試してみてはどうだろうか。

製品名発売元購入価格
HUAWEI Band 3ヨドバシカメラ6580円
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