本日の一品
分解できるキャリーバック「リンクシステム」
2018年8月8日 06:00
LCCを愛する筆者は最近、米国のトラベルギアメーカー、Eagle Creekの「リンクシステム20」を手に入れた。LCCを使いこなしたい人にお勧めしたいキャリーバッグなのだ。
格安航空会社、いわゆるLCCは就航路線も増え利便性もあがり、何より安い。しっかり料金を安く抑えようと思えば、追加料金が必要な荷物の預け入れは控えたくなる。つまりは手荷物のみの一択である。
普通のバッグなら大きさ的に手荷物で問題はないが、ここで悩むのがキャリーバック。筆者は移動中に楽をしたい。だから、どうしてもキャリーバックを持っていきたい。ところが、LCC対応とうたうキャリーバッグは多いものの、全てのLCCに対応するかというとそうでもない。
航空会社 | サイズ | 重さ |
ピーチ | 50×40×25cm | 10kg ※2018年10月28日から7kg以下 |
バニラエア | 55×40×25cm | 7kg |
ジェットスター | 56×36×23cm | 7kg |
たとえばピーチの“50cm”と、ジェットスターの“36cm”が厄介だ。LCC対応のキャリーバックとうたう製品でも、これらをクリアしていなかったりする。
今回紹介する「リンクシステム20」の大きさは51×36×20cm。パッと見、ピーチ・アビエーションの規制をオーバーしているのだが、実は後述する「分解」によってクリアできる。カバン自体の重さは1980g。2kgを切っているところもすばらしい。
リンクシステム20の面白いところは、キャスターがついているフレームとバッグを分離できること。なおかつフレームも分解できるのだ。バック本体はソフトケースなので柔軟に対応できるし、リュックになっているので、旅先でも便利に使える。
分解できるフレームも、その組み立ては簡単で、バックにふられた番号順にはめるだけ。フレームの上部分、下部分、バックをフレームに通し、底の部分を留めるという流れで、もたついても2~3分あれば組み立ては終わる。ありがたいことに付属の収納袋に組み立て手順までプリントされているのだが、それを見なくても楽勝に組み立てられるだろう。
使わない時は分解し、収納袋に全部収められる。とはいえ、底部分のベルトをはずすだけでも全体的に薄くなり、そのまま棚の隙間にでも収納できるだろう。
こうしたアイテムを活用して、できるだけ荷物をコンパクトにまとめて旅を楽しみたいものだ。
製品名 | 提供元 | 価格 |
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リンクシステム20 | Eagle Creek | 1万8792円(税込) |