本日の一品
粘着剤なしで張り付くふせん「magnetic NOTES」
2017年5月16日 10:00
仕事のお供として欠かせないアイテム、ふせん紙。メモを取ったり不在連絡をしたり会議の板書の一助としたりと用途はいろいろです。普段はオフィスの備品をなにげなく使っていますが、昨今は文房具売り場などで個性的な変わり種のふせん紙を見かけることも多くなってきたように思います。
今回ご紹介する製品も変わり種の一つ。“まほうのふせん”という触れ込みのふせん紙「magnetic NOTES」です。粘着剤を使っていないのにどこにでも張り付くという売り文句が気になって手にとってみたのですが、開けてみてなるほど納得。一枚一枚がペロンペロンに薄いセロファンでできており、静電気で貼り付けるようになっているのです。
試しに一枚書いてみたところ、表面にマットなコーティングが施されており、思いのほかスッとボールペンが走りスムーズな書き味が得られました。貼り付ける際も、貼り付け表面がどんな素材であろうと、どこにでもぴたーっと張り付くのは面白く感じました。ただ、剥がして貼り付け直して……と2~3回繰り返すうちに、帯びている静電気が弱くなってきてしまうのか、貼り付けにくくなってきます。
もっとも相性が良いのは、ガラスやホワイトボードなど摩擦係数の低い素材だと思います。貼り付けて粘着力を保ったまま動かすという、ふつうのふせん紙にはできない動きができるため、ホワイトボードとふせん紙を使う会議でお役立ちアイテムになり得るかもしれません。また、裏面にはコーティングが施されていないので、ホワイトボードマーカーなどで書いて消すという使い方ができるのも面白いと思います。
最大のネックはコストです。筆者が購入したサイズのものは100枚で800円強なので、1枚約8円。ふつうのふせん紙が1枚約1円と考えると8倍近い価格です。もったいないのでなかなか使いにくくはありますが、せっかく買ったものですし、どうせならこれをうまく活用して会議を効率的に進行することはできないだろうか、と会議に対して前向きになれたので、結果オーライかもしれません。
製品名 | 販売元 | 購入価格 |
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magnetic NOTES | ウィンテック | 864円(税込) |