てっぱんアプリ!
複数の条件設定でこだわりの自動化処理が簡単にできる「MacroDroid」
2019年10月25日 06:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
アプリ名: MacroDroid
開発者: ArloSoft
価格: 無料
対応OS: Android 4.2 以上
カテゴリ: ツール
ダウンロード: Android
スマートフォンの処理を自動化するアプリはいくつかあるが、「Aが発生したらBをする」というような単純なものしかできなかったり、細かな条件指定はできても設定が複雑で扱いにくかったりする。「MacroDroid」なら、もっといろいろな条件を組み合わせながら、もっと簡単に自動化することが可能だ。
トリガー+アクション+条件を組み合わせてマクロ作成
「MacroDroid」は、IFTTTに代表されるような自動化ツールの1つ。実行のきっかけとなる「トリガー」と、実行内容となる「アクション」を設定することで、トリガーが発生したときにアクションを実行する、という自動化ができる。さらに、本アプリでは「条件」も加えることができ、「Aが発生したら、Cである限り、Bをする」というような実行の仕方も可能だ。
トリガーにはスマートフォンのセンサーやバッテリーの状態、GPSで取得した位置、天気や日時などを指定でき、アクションには写真撮影、ファイル操作、メッセージ送信、アプリの起動や操作などを指定可能。このトリガーとアクションの2つを指定するだけで1つの「マクロ」として作成し、実行できるほか、オプションとしてスマートフォンのセンサーや機能の状態、日時などを実行条件に加えられる。
複数の条件設定でさらに細かく制御可能
この3種類を組み合わせることで、たとえば「歩行を始めたときに、バッテリー残量が15%以上だったら、ドラゴンクエストウォークを起動する」というようなマクロを作ることが可能。しかも、トリガー、アクション、条件はいずれも一度に複数設定できるため、「機内モードがオフで、画面ロックもしていないとき」といった条件を加えたり、他のアプリを同時に起動したりするのもOKだ。
自動化するアイデアのヒントが欲しいときは、ユーザー同士で議論できる「フォーラム」や、他のユーザーが作成したマクロを公開している「テンプレート」を参考にするのもアリ。もちろんそのテンプレートをダウンロードしてすぐに使い始めることもできる。PINコードが正しく入力されていないときにインカメラで写真を撮るマクロ、通話中に電話と顔の距離が離れていれば音声出力がスピーカーに切り替わるマクロ、といったものが人気のようだ。