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車内でのスマホ充電には「ワイヤレス充電器」がとても快適

【Xperia 5 IV】

 車内ではAndroid Auto Wirelessを常用している筆者。エンジンをかけるだけでクルマとスマートフォンがつながるのは非常に便利ですが、ネックは電源です。

センターコンソールのドリンクホルダーを犠牲にしてワイヤレス充電器を設置

 特にロングドライブともなれば顕著になる問題で、筆者はこれまで長距離走行時にはスマートフォンにケーブルを接続して充電しながら走っていました。しかし、ワイヤレスのAndroid Autoの環境があるのにこれでは……ということで、ワイヤレス充電器を導入。

 今、新車で販売中の車種では純正でワイヤレス充電機能が搭載されることも多くなってきました。が、筆者所有車はそういう機能が搭載される前の車種。オプションの流用なども難しいので、市販のアフターパーツから探しました。

 結論から言うと、購入したのはカーメイトの「NS401 ワイヤレスチャージャートレイ」。狭い車内でスマートフォンを置く場所というのは意外と限られます。昨今は充電機能を搭載したスマホホルダーも多くありますが、スマートフォン本体の画面を見る必要性を感じないことや筆者所有車の内装のデザイン上、ホルダータイプの製品は装着しづらいため、NS401を選択しました。

ここがドリンクホルダーの中で突っ張りのような役目を果たして本体を支える
運転席側から見た図。発熱が気になりワイヤレス充電を使ってこなかったが、NS401なら出力が低いせいか問題ない

 2018年発売と少々古めの製品ですが、ドリンクホルダーに固定できるという珍しい機構を備える一品。そんなに広い空間のない筆者所有車ですが、センターコンソールで縦に2つ並んだドリンクホルダーがベストポジションです。充電出力は5Wと低めですが、筆者的にはAndroid Auto使用中の電力を賄えればよく「充電したい」というか「給電したい」みたいな感じなので問題なし。発熱を心配しましたが、出力が低いせいかこの夏も特に問題なく使えました。

 とにかく、これでもう車内でケーブルをつなぐ必要なし。滑り止めがあるので、普通に走っていればそうそうずれることはありません。実際、往復2400kmほどのドライブでも問題なく給電し続けられました。実に快適。あとは犠牲にしたドリンクホルダーをどうするか考えるだけです。

Pixel 9 Pro XLのような大型スマホも大丈夫(左)。右はXperia 5 IV。純正ケースの「Style Cover with Standを着けても充電できる
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