みんなのケータイ

Android Autoを無線接続にして快適にした

【Xperia 5 IV】

 クルマとAndroidスマートフォンが連携する「Android Auto」。高価なカーナビがなくともナビアプリを大画面で使えるなど結構便利ですよね。

ワイヤレスというのは快適である。筆者はカーナビを別に用意してありナビアプリはあまり使わないが、音楽の選曲などはただのBluetooth接続よりはるかに使い勝手が良い

 筆者もクルマに乗るときに活用していますが、ネックなのがUSBケーブルでスマートフォンとクルマをつながなくてはいけないこと。乗り降りの際にいちいちケーブルを外したりつないだりというのが結構煩わしく感じていました。これをなんとかしたい。

 スマートフォン側は、Android 11以上であればワイヤレス接続に対応していますが、日本国内ではワイヤレス接続に対応するデッキや車種が極めて限られるようです。特にいわゆるディスプレイオーディオが純正装着されていると、外して社外品に変えることも困難。ということで、有線接続のみ対応のオーディオをワイヤレス対応に変身させられるドングルを購入しました。

 「AAWireless」という商品名で、同種の製品はいくつかありますが、技適もあったのでまあ問題なかろうということでチョイス。Android Auto(有線)対応車であれば使えるとされており実際、筆者の国産コンパクトカーのディスプレイオーディオ(純正)でも問題なく利用できました。

これがAAWireless本体。おおむね5cm四方の大きさ
USB Type-Cケーブルで車両と接続する。端子の左にはパイロットランプがある

 スマートフォン側に専用アプリをインストールするなどの必要がありますが、一度設定してしまえばあとはエンジンをかけるだけで勝手につながり音楽が流れてくるという、普通のオーディオと変わらない使い勝手を実現できます。

ディスプレイ下の小物入れスペースにとりあえず置いてある。あとで上手い設置方法を考えたい、と思いはや数カ月が経過している

 便利な半面、充電しながら使える有線接続のようにはいきません。ロングドライブしながら出先で写真も撮りまくって、ナビアプリもガシガシ使うというスタイルでは家に帰るまで、バッテリーが保つか微妙なところ。遠出するときだけは有線でもいいかもしれません。

 そんなワイヤレス接続ならではの注意点はあるものの、ケーブルをつながくてよくスマホホルダーも不要になったことから車内もすっきり&スマートフォンをポケットに入れたままでOKという手軽さが素敵。同じようにケーブルの煩わしさに悩んでいる方は検討してみてはどうでしょうか。

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