みんなのケータイ

久しぶりにApple Pencilを使おうとしたら……充電ができない!

お絵かきできる楽しいApple Pencil

今どきの正しい(?)Apple Pencilの使い方

 iPad Air(第3世代)では、何かと便利なApple Pencil(第1世代)に対応しています。

 買った当初は、移動時間や暇な時間にお絵かきをして遊ぼう! なんてことを考えておりましたが、絵心が皆無な筆者にとって「お絵かき」をする機会はほとんどなく、最近はツイッターを見るときに上からスワイプして更新したりとか「宝の持ち腐れ」的な用途でしか使っておりませんでした。

最近描いた筆者最高傑作

 ところが、コロナ禍で書類の電子化が進み、社内の書類や誓約書も電子化で「PDFにサインをしてメールで送る」ということが増えてきました。

 これまでだと「PDFをダウンロード」して「プリンターで印刷」、「ボールペンを探してきてサインをする」、「スキャナーでPDF化」、「PDFを相手方に送信」というアナログかデジタルかよくわからないことをしていました。

 ここで、Apple PencilとPDFを編集できるアプリを使えば、PDFに直接サインをして保存、すぐに相手方に送ることができるため、紙資源の節約に繋がります。さらに、思い立ったとき(相手から送られてきた瞬間)にすぐに作業できて返信できるため、「タスク抜け防止」「作業時間の大幅削減」ができるため、大変便利です。Apple Pencilにツイッターの更新以外の使い方ができるようになりました!

久しぶりに使おうと思ったら……充電できない!!!

 先日、久しぶりにApple Pencilを書類の山から見つけ出し、iPad Airとともに使おうと思いましたが、電池残量がなかったらしく反応しませんでした。

 とはいえ、これまでにもよくあったこと。いつもどおりiPad AirのLightning端子に接続して(毎回この画はどうかと思いますが……)充電を開始! いつもなら10分もしないうちにサイン程度なら使える程度に充電できるはずなのですが……いつまでたっても反応せず、それどころかいつもなら電池残量が表示されるはずのウィジェットにApple Pencilがでてきません。

いつもなら表示される充電中の表示が……

 読者の皆様であればすでにお気づきの方も多いと思いますが、やってしまいました。過放電というやつです。

 過放電は、バッテリーにほとんど電池残量がない状態までに放電された状態。デバイスが使用できないばかりか、バッテリーにダメージを与え最悪バッテリー交換しないと使えなくなってしまいます。

過放電から無事? 回復

 過去にスマートフォンなどを何台か過放電させてしまっているずぼらな筆者は、過放電から何台かは復活させた実績があります(逆に何台もだめだったことがある……)。

 過放電の場合、デバイスに付属の充電器を用意し、復活するまでしばらく繋ぎっぱなしにしておくことで回復する場合があります。

 Apple Pencilも早速この方法で……と思いましたが、Apple Pencilのパッケージには、充電器が同梱されていません!

 早速暗礁に乗り上げたApple Pencil復活計画。Apple Pencilの説明書を見てみると、「iPadシリーズからの急速充電」のほかに「アダプター経由でUSB充電」の方法が記載されていました。ダメ元でいままでiPhoneのパッケージに眠っていたUSB充電器を引っ張り出して3日程度充電してみることに。

取り出したことのなかった充電器がやっと日の目を見ることに……(部屋の中だけど)

 すると、なんとか充電するようになり、無事Apple Pencilが使えるようになりました。しかし、バッテリーにダメージを与えていることは事実。過放電しないために対策することが必要だと思いました。

都度ペアリングを外すことでなんとか過放電を阻止

 Apple Pencilは、待機中もずっとiPadとペアリングし続けています。だからこそApple Pencilの電池残量の確認やバッテリー低下の通知を受け取れるわけですが、逆にペアリングを都度解除することで、Apple Pencilの電池残量を温存できるのではないかと考えました。

 iPadとApple PencilはBluetoothで通信しているため、Apple Pencil使用後はすぐにiPadを機内モードにしてペアリングを解除。使用するときに再びLightning端子に接続してペアリングをする方法を現在試行しています。

 今の所、このおかげで電池残量を温存できています。利便性は少し劣ってしまいますが、使えなくなってしまっては元も子もありません。たまにしかApple Pencilを使わない皆様も、機会があれば参考にしてみてください。

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