パソコンより手軽で便利かも、スマホでリモート飲み会に参加する

　ここ最近の情勢を反映して、弊社でもたびたび「リモート飲み会」というものが開かれるようになりました。

　家にいながらにして社内外の人たちと親睦を深められるという大変に画期的な試みではありますが、近所の量販店に行ってもWebカメラやヘッドセットはほぼ売り切れ。筆者はパソコンで参加する環境を準備できないという事態に。

　結局「まあケータイ Watchだし……」ということで、スマートフォンで参加しました。

　2～3時間程度の飲み会に使用しましても「AQUOS sense3 plus」はしっかり動作を続けてくれました。別の機会にほかの手持ちの端末で参加したところ、熱落ちまではしないものの、充電不能レベルにまで本体の温度が上昇したことを考えると、なかなか優秀なのではないでしょうか。

　Webカメラ接続のパソコンよりも場所の自由がきくので家族が寝静まった夜更けに別室でリモート飲みを……などのように柔軟に使えるとも考えられます。筆者の場合、誰もがビビるゴミ屋敷に住んでおりますので、パソコンの設置位置的に背景がまるごと映り込むのはかなり都合が悪く、スマートフォンの柔軟なモビリティは実にありがたいと思いました。

　本体スピーカーの音質も明瞭で音量も十二分に大きな音で鳴らせます。会議ではなく、飲み会の場だと、声の被りや会話のトーン的に、聞き取りづらくなることも多々。筆者はリスニング能力に乏しいのですが、今回試した限りでは、筆者の耳でもしっかり会話できました。

写真は会議用のMeetを起動している様子。あくまでイメージです

落下防止のグリップですが結構便利です

　ところで、ここでスマホグリップの一種「POPSOCKETS」が役立ちました。インカメラで自分を写しつつ、スマートフォンを立てておくスタンドとしてちょうど良かったのです。構造的に角度を変えることはできませんが、意外と具合の良い角度で自立してくれて、筆者のゴミ屋敷がバレずにすみました。

　パソコンと異なり、こういったアイテムを駆使して活用できるのもスマートフォンの良さかもしれません。