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Mate 30 Proに連絡先情報をインポート

【Mate 30 Pro】

 Mate 30 Proで使えるようになってほしいと思っていたLINEが、5月上旬に使えるようになりました! 「ファーウェイVIPコールセンター」から「対応を検討している」と連絡を受けていたので期待はしていましたが、早い時期での対応には正直驚きました。これで、ほぼLINE用として使っていた端末をやっと卒業させることができました。

Mate 30 ProがLINEに対応しました!

 東京ではまだ外出自粛が続いているので、スマホを使う機会は以前よりも減っているのですが、通話は減らず、Mate 30 Proをメイン端末にしてから、これまでのAndroid端末と違って相手の情報が自動的に出てこないことに、最初、少々困りました。メールやカレンダーアプリを使う際にGoogleアカウントを連携させていたので、端末内にGoogleアカウントが設定されているような感覚になっていたのです。それに気がついてから、久しぶりに連絡先情報をエクスポート&インポートする作業をして、少し懐かしい気持ちになりました。

 普通は他のAndroid端末からmicroSDカードを使ってデータを持ってくればいいのですが、Mate 30 Proは、nanoSIMカードと同じ大きさの「HUAWEI NMカード」という外部メモリーカードを採用しており、カード経由で簡単に取り込むことができません。

 そこで、私はパソコンでGoogleコンタクトにアクセスして連絡先データをエクスポートし、Mate 30 Proをパソコンにケーブル接続してコピーするという面倒なやり方でインポートしました。しかも、先に連絡先アプリをちゃんとチェックしていなかったため、本来はvCard方式でエクスポートするべきところ、「そうはいってもAndroid端末なんだから」とGoogle CSV方式で保存してしまうという失敗も。でもGoogleさん、vCard方式に「iOSの連絡先」とあるのは、ちょっと間違った親切ではないでしょうか。それだけGoogleコンタクトからiPhoneに連絡先を取り込む人が多いということなのでしょうけど、「iOS対応」くらいにしておいてほしかったです。私のようにうっかりというか、考えすぎて間違える人がいるような気がします。いや、普通はいませんかね、そうでもないでしょうか……ね。

連絡先情報の標準規格vCard方式が「iOSの連絡先」とあったので、Android端末は違うかなと考え過ぎてしまいました

 とまぁ、私は面倒なやり方でデータをインポートしたのですが、Mate 30 Proには他の端末から連絡先をインポートする、もっと簡単な方法がいくつか用意されています。外部メモリーカードが合わなくても、Bluetoothでペアリングして端末から直接取り込むことができますし、ファーウェイ端末からはWi-Fi Directで取り込めるようです。ただ、私の持っているiPhone 11 ProとはBluetoothでペアリングはできたものの、連絡先データを取り込むことはできず、OPPO Reno Aでは取り込むことができました。PCと接続してコピーした場合は「ストレージからインポート」で取り込めます。

連絡先データのインポートやエクスポートは「連絡先」アプリの設定でします。取り込めるのはvCard方式です

 遠回りはしましたが、これで電話がかかってきたときに、ちゃんと相手の名前が表示されるようになりました。恐る恐る応答することがなくなって、少し快適度が上がりました。