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瞳AFに惚れ込んで「Xperia 1」を購入

【Xperia 1】

 今年の夏スマホは実力派揃いで本当に選ぶのが悩ましいのだが、なかでも自分が購入したのが、ソニー「Xperia 1」だ。

 21:9の長いディスプレイは最初こそ違和感があったものの、すぐに慣れてしまった。それによりも、映画コンテンツを視聴する際、画面いっぱいに表示されるのがとても気に入っている。

 Netflixやディズニーデラックスなどで映画コンテンツを見まくるのに最適だ。

 カメラにおいては、Xperiaでも今回はじめて背面に3つのカメラが搭載された。標準、超広角、望遠という組み合わせというのは他メーカーでもあるが、3つのカメラがいずれも同じ画素数1220万画素というのが面白い。

 今回、Xperia 1を購入する動機となったのが、このカメラだ。特に、瞳AFという機能に惚れ込んでしまったのだ。

 瞳AFとは、被写体の顔にある瞳部分に焦点が当たり続けるというもの。もともと、ソニーのデジカメ・αシリーズに搭載されていたものが、Xparia 1に載ったかたちだ。

 最近、スマホでの撮影といえばもっぱら子供ばかりだ。2歳9カ月ということもあり、「写真、撮るよ」と声をかけても、じっとしてくれない。

 しかも、予想できない動きをするものだから、スマホでの撮影にも苦労していた。そんななか、Xperia 1をお試しで使ってみたら、瞳AFが効きまくって、失敗することが減ったのだ。

 とにかく、被写体にカメラを向けるだけでいい。人物がいると、瞳の部分に緑色の四角が表示されるようになり、フォーカスが合っているのがわかる。あとはシャッターを切れば、きっちりとピントの合った写真が撮れるというわけだ。

 いまのところは人物の瞳にしか対応していない。本家・αでは、人物だけでなく、動物の瞳にも対応している。Xperia 1でもぜひとも動物にも対応してもらいたいものだ。

 Xperia 1では21:9のディスプレイを活かすため、ソニーの映画撮影用プロフェッショナルカメラ開発チームが画作り、操作画面を監修した「Cinema Pro」という撮影アプリがある。

 確かに気合の入った撮影アプリで、クリエイター心をくすぐるものがあるのだが、ISO感度やシャッター速度、ホワイトバランスをあれこれ調整して、画作りをしていくため、「気軽に撮って楽しむ」というものではない感じだ。

 スマホ上で手軽に編集できる環境もないため、Cinema Proは使いこなしたいけど、いまのところは持て余している状態だ。

 これから、出張やプライベートの旅行も増える季節なので、出先での動画撮影は、Cinema Proであれこれ試しながら映画っぽく撮ってみようと思う。