みんなのケータイ
楽天モバイルにMNPしてきました
【AQUOS sense2 SH-M08】
2019年2月7日 06:00
いろいろキャンペーンが始まる春商戦の時期である。とはいえ学生や新社会人向けの新規契約キャンペーンが得ってのが多いので、たいして気にもとめていなかったのだが、MVNOの楽天モバイルでAQUOS sense2がキャンペーン価格新規一括税込1万6178円というのが目に入った。
おサイフケータイに対応していて防水、このクラスのスマホは低スペックでも一括3万円前後する機種が多いのでかなり魅力。楽天会員だし（あまり楽天市場使ってないけど……）、久々にMNPを試してみる気になってきた。
ただ、携帯電話の契約は時間がかかる。単に機種変更するだけでもバックアップと復元の作業でウンザリするのに……これにキャリアショップで解約（MNP予約番号入手）＋楽天モバイルのショップ（スマホがすぐに欲しかったのでWebを利用しなかった）で契約、端末購入となると、待ち時間含めれば一日潰れるくらいの覚悟をするしかない。
今回は休日前に覚悟を決めて準備開始。まずはショップに予約の連絡。ショップで待たされる時間を可能な限り減らしたい。
さらにAQUOS sense2の取扱いがあることを確認し、おサイフケータイのデータ移行や、バックアップアプリの利用で各種情報を移せるように前日から準備。本当はキャリアのポイントも使い切っておきたかったが、準備だけで疲れてしまい、結局数百円分使わないまま消滅したのが惜しかった。
当日はキャリアショップも楽天モバイルショップも春商戦真っ盛りで、いつも以上に混雑しており、予約していても待たされたが、それでも筆者はマシなほうで、予約していないとどちらも数十分は待つ状況。いやーショップの店員さん大変そう。
とくに楽天モバイルの場合、筆者が見ている限りショップの店員さんは3名で回しており、3名とも相談者に付きっきり。待機番号の配布はセルフ、説明の一部はiPadの動画で行う、契約時の注意事項を大きく掲示しておく、といった少人数ショップならではの工夫はあったが、待っている客への接客や待ち時間の案内はできない。
来店者は多いのだが、待機番号をもらっている人を含めて一度も店員さんと話さず店を出てしまう人が相当多い。他人事ながらあれはもったいないなー、だけどなんとかしたくてもできないよねぇ……と店員さんへ同情。
そんな店員さん（筆者より年上の男性、強面でぶっきらぼうな口調だが親身になってくれる、キャリアショップではまず出会わないタイプ）と相談して、スーパーホーダイのプランLL（月24GB）に。
初月はプランLLでもプランSの価格で済むので、とりあえずLLにして25日23時29分までに安いプランに変更する目論見。データ通信量の余りは翌月に繰り越す。公式HPにも思いっきり書かれている太っ腹な“おもて技”だ。もっともLLのままでもキャリアより安いんだけど。
楽天モバイルで若干戸惑ったのは、スマホの本体価格を一括払いする際に現金払いが無い点。クレジットカードか「楽天ポイント」で支払うことに。現金を使いたいのなら、一度コンビニで楽天ポイントギフトカードを本体価格分（1000円単位だが）購入して、自分の楽天IDでポイントを受け取り、その後ポイントで購入という流れ。端末価格分の楽天ポイントを事前に用意しておかないと、契約手続きを少しやり直すはめになる（筆者がそうでした）。
わかってはいたけど、やはり自分でMNPをするとMVNOはキャリアのようになんにでも、どんな人にでも対応というわけにはいかないんだな、と実感する。キャリアショップのような接客は望めない。
だが、楽天はキャリア（MNO）のサービスを始めようとしているわけで、今後ショップが大きく変わるのか、それとも粗削りな感じのままか。ショップに来たことで料金や端末よりも、ショップそのものに関心が傾いてしまった。……というわけで手にしたAQUOS sense2については「超気に入っている」ということだけ伝えて、あとは次回。