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都営バスに乗ったら、別の東京が見えてきた~tobus.jp徹底活用法?!

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都営バスと言えば「みんくる」ですよ。最近は、コミケで公式グッズ買う程度のファンになりました

 都内の移動手段と言えば、電車一辺倒だった私ですが、最近になって都営バスをよく利用するようになりました。きっかけは、ラジオ番組で「六本木に行くときは新橋から都営バスが便利」と聞いたこと。最初は疑心暗鬼だったのですが、時刻表をよくよく調べると、その「都01」系統は平日の日中なら最低でも1時間に7本、朝9時台にいたっては12本も出ている。なるほど、これなら確かに頼れる訳です。

 バスは道路渋滞の影響で時刻表通りに来ないことも多いですが、いざ乗ってみるとこれがなかなか楽しい。歩道を歩くのとバスに乗っているのでは目線の高さも違いますから、街並みが違って見えますし、停留所で乗り降りする客の多さで「あ、こんなところにあの施設があるのね」と気付いたり……。1回206円(ICカード利用時)という価格はなかなか絶妙ですが、SuicaやPASMOがそのまま1日乗り放題チケットになる「都バスIC一日乗車券」を使えば、コストメリットも出てくるかも?

 ところで、乗換案内系アプリは、路線バスを組み込んだルート検索があまり得意でない印象があります。例えば新橋から六本木ヒルズに行きたいとして、普通は「六本木(駅)」を目的地に設定すると思うのですが、これをきちんと「六本木ヒルズ」に変えないと、前述の都01系統バスが第1候補にならなかったりします。これがまずバスルート探しでの注意点ですね。

 ただ、筆者の今のところの結論は「初めて行く場所があったらまずはtobus.jpでちょっと下調べをするのがベスト」というもの。都バスの運行情報専門のサイトで、路線や時刻表、あと何分くらいでバスが到着するかを調べられます。一時期、スマホの位置情報を元にした停留所検索が上手くいかない時期があったと記憶しているのですが、現在は特に問題なく動いています。

「tobus.jp」こと「都バス運行情報サービス」のトップ画面
現在地周辺の停留所を探せます。これが路線開拓の第1歩
こんな感じで検索結果が表示されます

 当たり前すぎだし、何より一手間かかる手法ですが、私はこのtobus.jpのおかげで広尾へ行くのが便利になりました。それまでは恵比寿駅から日比谷線に乗っていたのですが、新宿から出ている「品97」系統に乗っても、それほど極端に時間が遅くならない事に気付いたんです。

 あと東京スカイツリーに行きたいときも、都営バスは結構便利です。新橋、上野、日暮里、錦糸町あたりに加え、土曜・休日限定で極めて少ない本数ながら東京駅を発着するルートもあります。

都営バス乗るならぜひ「みんくるガイド」を! えらく便利です

 とまぁ、こういった情報は口コミともまたちょっと違うので、ネットで探そうとするとなかなか難しいです。だから皆tobus.jpを使おう……というのは実はちょっとひっかけでして、恐らくは「みんくるガイド」こそが、都営バスルート探しの基本にして最終兵器です。

 いわゆるフツーの折りたたみ式紙パンフレットなのですが、広げればそのサイズは約60×95cm。そこへ都心部の主要ルートが地図上に完全収録されております。閲覧性も高く、さすがのGoogleマップといえどこれには勝てないはず?!

 みんくるガイドは新宿駅西口をはじめとした都営バスのチケット発売所で無料配布されているので、興味があればぜひ手に取って見てください。4月1日からは新年度版も配布予定ですよ。