DATAで見るケータイ業界

メインブランドの店舗数は微減が続くも、サブブランド併売など店舗形態は大きく変化

 MCAは、2021年8月~9月にかけて国内通信キャリア各社の「キャリアショップ」に関する調査を実施し、その結果を調査資料「キャリアショップの展開状況と店舗一覧 2021秋」として取りまとめた。前回に引き続き、国内キャリアショップ動向を取り上げる。今回は、3キャリアのメインブランド店舗に焦点を当てる。

各社横並びで微減傾向が続くメインブランド店舗

 2000店舗以上を抱える主要3キャリアのメインブランド店舗は微減傾向が続いている。主要3キャリアのメインブランドショップ数は2021年8月時点で6758店で、この半年で32店減となった。

 半年前との比較をブランド別に行うと、NTTドコモは5店舗減、ソフトバンクが8店舗減、KDDI(au)が19店舗減となっている。

サブブランド併売の加速で店舗形態は大きく変化

 前回、ソフトバンクショップにおけるワイモバイル併売が加速していることをお伝えしたが、ショップにおける複数ブランド併売強化の動きはKDDIも同様だ。

 同社は2021年7月上旬より、auブランドショップ(au Style、auショップなど)のほぼ全店舗でUQ mobileの取扱いを開始した。テナント都合などでごく一部の店舗は対象外のようだが、今回の調査でもauブランドショップのうち98.8%が両ブランドを併売していることが確認できた。半年前の2月時点では1割程度にとどまっており、大きな方針転換といえる。

 また、KDDI(au)の場合、UQ mobileの併売化とあわせて「auショップ」の「au Style」へのリニューアルも進めている。今回の調査では、auブランドショップの約1割が既にau Styleへの転換を終えていることが分かった。いまだau Style店舗が存在しない都道府県が19県あるとはいえ、急速に置き換えを進めていることは事実だろう。

IT専門の調査・コンサルティング会社として、1993年に設立。 主に「個別プロジェクトの受託」「調査レポート」「コンサルティング」サービスを展開。 所属アナリストとの意見交換も無償で随時受け付けている。 https://www.mca.co.jp/company/analyst/analystinfo/