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低価格だけど合格点。Bluetoothヘッドセット「mArrow MP210」
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Bluetoothワイヤレスヘッドセット「mArrow MP210」
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携帯電話とのサイズ比較。重量は10.5gと軽量
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週末に車で遠方へ走りに行くことが多い筆者の困りごとは、走行中の電話だ。運転中に携帯電話を持って話すのは道路交通法に反してしまうので、こうした時はとりあえず着信を無視して安全に駐車できるスペースに入ってからコールバックを入れている。しかし、電話があるごとに一時停止するのもなかなか面倒。ハンズフリーのイヤホンマイクもコードが邪魔になりそうでボツ。残る選択肢は……そう、Bluetooth。
そんな折り、携帯を「P903iTV」に変更した。Bluetoothが使えるようになったのでハンズフリー環境を構築しようと購入したのが本日の一品、モバイルキャストの「mArrow MP210」だ。
MP210は、イヤーフックの耳掛け式Bluetoothヘッドセット。重量は10.5gと軽量で、内蔵のリチウムポリマー電池で待受190時間、通話8時間の利用が可能だ。購入する際に重視したポイントは、その充電方式。主に車で使うため、充電用の電源供給方式がACアダプタだけのものは避けたかったので、USBとACアダプタで充電できるのはポイントだ。筆者の車には、以前本コーナーで紹介したシガーソケットに挿すタイプのUSBポート付き携帯充電ケーブルが常備されているので、ここからMP210へ充電できる。
端末とのペアリングは至って簡単で、マニュアルを読みながら行なえばものの30秒でセットアップが完了する。その後はボタンの長押しで接続のON/OFFを切り替えられるので、出発前に携帯を操作して……という煩わしさもない。耳掛け時の違和感もなく、長時間装着していても疲れる心配はなさそうだ。
ただし、使える機能は限られており操作できるのは、着信時の受話／通話／終話／ボリューム調整／リダイヤルの5つ。「あらかじめ指定した番号への発信」など、発信系の機能が弱いのには注意すべきだ。こちらから発信する場合は、事前に相手にダイヤルして、走行中にリダイヤル発信する必要がある。ただ、筆者のように不意の着信に対応できればいいという方は、価格もお手ごろなので手が届きやすいのではないかと思う。
通話品質もまずまずで、音声はクリアで音量の調節幅も広い印象を感じた。こちらからの声は周囲の音もかなり拾ってしまうようで、雑音の多い場所では聞き取りにくいようだが、室内や走行中の車内といった利用シーンでは概ねクリアに聞き取れている。中にはもっと通話品質の良いヘッドセットもあると思うが、個人的には十分に合格点を出せるレベルであると思っている。
※改正道路交通法では、Bluetoothヘッドセットなどのハンズフリー機器を用いた一般的な携帯電話の利用が規制の対象外となっています。ただし、都道府県の各自治体において、イヤホンマイクの使用が条例違反となる場合があります。
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本体上部にはUSB端子があり、ここから充電する
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付属のACアダプタと充電ケーブル。ACアダプタはUSB メスＢタイプへの変換器となっている
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装着状態。口元から離れているが、車での走行中や静かな屋内ならば十分会話できる
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| 製品名 |
発売元・製造元 |
購入価格 |
購入場所 |
| mArrow MP210 |
モバイルキャスト |
4,980円 |
ヨドバシカメラ |
■ ＵＲＬ
製品情報
http://www.mobilecast.co.jp/products/handsfree_earfone/marrow_series/mp210/
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（古宮 創）
2007/09/07 10:52
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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