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まだまだ続くフリスク関連アイテム「Magic Deco Sticker」
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「Magic Deco Sticker（ミントサイズ）」は、フリスク用のステッカーだ。12種類の柄をラインナップする
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FLISKを携帯オーディオやケータイ電話のプリテンドさせる個性化グッズ
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いつの頃からか日本では、「他人と同じ」ということは、マイナスイメージで捉えられる風潮が感じられるようになった。テクノロジーの進化や生産技術の進歩、そしてグローバリゼーションの徹底で、低価格のコモディティと化した商品が市場には溢れている。従来、一握りの人しか買えなかった高級品は、今や誰でも買える時代となり、宣伝に釣られて買っただけでは「オンリーワン」を主張するには似つかわしくない商品が多すぎる。
日本人は、「オンリーワン」という言葉がよほど好きらしく、市場には、どこにでもある一般流通商品を孤高のカスタマイズド商品に見せかける「プリテンド市場」が盛んだ。
すべてがシステム化された時代の変化の中で、多くの人間から個性が失われるとともに、モノが所有者の個性を代弁してくれる「PROPERTY」（持ち物）の時代に移りつつあるようだ。そして、商品の大衆化と共に、その非個性的な持ち物をいかに個性的に見せかけるかという市場が徐々に生まれてきている。
本日ご紹介する「Magic Deco Sticker」（ミントサイズ）は、そんな時代の要請を受けて出てきたような、「パーソナリティ」を表現する「プリテンド商品」なのだ。12種類のフリスクサイズのステッカーは、いずれもディジタルオーディオプレーヤーやケータイの面構えをしており、みんなと同じフリスクを少し個性的な面構えに変えてくれる。なぜか日本市場で当たったフリスクは、そのサイズや白のイメージからか、iPod Shuffleとデザイン的にコラボレーションされることも多いアイテムだ。
ただし、「Magic Deco Sticker」でプリテンドしたフリスクを持っていても、どれだけの人がそれに注目してくれるかはわからない。もちろん、これ見よがしにスタバのカウンターテーブルに置くことも、ディナーの後に、さりげなく彼女に差し出すのも戦術の1つではあるだろう。しかし、残念ながら小技すぎて全く注目を集めない結果に終わる可能性もある。
同じプリテンド商品なら、フリスクケースの約半分にゼンマイ仕掛けのメカを詰め込み、しばらくするとテーブルクロスの上を自走するような怪しいフリスクケースが筆者は欲しい。スワロフスキーの人造ダイヤモンドを全身にまとったモノから、イージーなシールタイプの「Magic Deco Sticker」まで、フリスク市場はまだまだホットだ。
| 商品名 |
購入価格 |
購入場所 |
| Magic Deco Sticker（ミントサイズ） |
200円 |
大阪・なんばCITY 南館2階
文具＆コミック「オズ」 |
■ ＵＲＬ
[Magic Deco Sticker」販売元エムデザイン
http://www.mdesign-press.com/
Magic Deco Sticker（ミントサイズ）カタログ
http://www.mdesign-press.com/htmlcatalog/1804FMS.html
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（ゼロ・ハリ）
2006/07/10 10:58
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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