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DRP、年会費の支払い求めTOKYO FMやFM OSAKAを提訴
デジタルラジオ推進協会(DRP)は、エフエム東京(TOKYO FM)とエフエム大阪(FM OSAKA)に対し、2008年度の年会費の支払いを求め、東京地裁に民事訴訟を起こしたことを明らかにした。
DRPは10月末、TOKYO FMとFM OSAKAの2社に対して、DRPの2008年度年会費の支払いを求めて訴えを起こした。TOKYO FMとFM OSAKAはいずれも「訴状が届いていない」としてコメントを避けているが、2008年3月に退会の意思を示したことについては認めている。
デジタルラジオは、CD並の高音質放送や多チャンネル放送などが提供できるラジオのマルチメディア放送。ワンセグが「地上デジタル放送」と呼称されるのに対して、デジタルラジオは「地上デジタル音声放送」と呼ばれ、音声のほか簡易動画なども提供できる。2011年まで実用化試験放送として、試験放送が行われている。
DRPはデジタルラジオの推進団体として、AMおよびFMの既存ラジオ放送局らで組織されている。TOKYO FMとFM OSAKAは、いずれも正会員に所属している。DRP側は3月に2社から退会の申し出を受けたが、すでに2008年度予算が決定した後のことだったとしている。退会の申し出は規約上、3カ月前に定められた書式に従って通知する必要があるという。DRP側では「退会を認めないわけではない」とコメントしており、予算決定後の申し出であったため、年会費(非公開)の支払いを求めたという。
TOKYO FMは、デジタルラジオに対して積極的な姿勢を見せており、簡易動画を使った試験放送なども展開していた。しかし、701ch/702ch/703chで放送されていたTOKYO FMのチャンネルは、今年3月31日をもって全ての番組が休止となった。TOKYO FMでは放送休止を番組Webサイトで発表しており、DRPに対して、実用化試験放送で新サービスを提供できる環境を整備するよう再三要請してきたが、現時点でその環境を得られないことを休止の理由としている。
なお、デジタルラジオ対応の携帯電話は、W63SA/W61S/W61SA/W54SA/W56T/W54S/W54T/W52H/W51SH/W52T/W51T/W44Sの12モデル。
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URL
デジタルラジオ推進協会
http://www.d-radio.or.jp/
エフエム東京
http://www.tfm.co.jp/
エフエム大阪
http://fmosaka.net/
番組、およびチャンネル休止のお知らせ
http://dtfm.jp/contents/w_main.php?oya_id=2
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第291回:デジタルラジオ とは
(津田 啓夢)
2008/11/27 17:22
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