|
|
TBSラジオ&コミュニケーションズと文化放送、ニッポン放送の3社は、実用化試験放送中のデジタルラジオにおいて、9月29日からサイマル放送を開始する。
デジタルラジオ推進協会(DRP:Digital Radio Promotion Association)は、29日からデジタルラジオに新たにサイマルチャンネルを追加する。サイマル放送とは、複数のチャンネルや異なる放送において、同じ時間帯に同じ番組を放送するもの。現在、テレビ局がワンセグ放送でサイマル放送を実施している。
デジタルラジオ対応機器では、これまでのデジタルラジオ専用チャンネルのほかに、AMラジオが楽しめるようになる。DRPでは従来よりもクリアな音質でAMラジオが聴け、データ放送も付加できるとしている。
サイマルチャンネルでは、TBSラジオの954kHz、文化放送の1134kHz、ニッポン放送の1242kHzがそれぞれ、「TBSラジオデジタル」「文化放送プラス」「ニッポン放送 DIGITAL」として放送される。なお、通常放送とは異なり、放送時間は6時~27時程度に限られる。
デジタルラジオは、高音質放送や多チャンネル放送、簡易動画付きの放送などが提供できる新しいラジオ放送。ワンセグ放送が「地上デジタル放送」であるのに対し、「地上デジタル音声放送」と呼ばれる。2003年10月からは、デジタルラジオ推進協会(DRP:Digital Radio Promotion Association)を通じ、関東および近畿地方の一部で実用化に向けた試験放送が行われれている。デジタルラジオ受信機能を搭載した一部の携帯電話やパソコンなどで楽しめる。
■ URL
デジタルラジオ推進協会
http://www.d-radio.jp/
■ 関連記事
・ デジタルラジオ、4月からチャンネル数を拡大
(津田 啓夢)
2008/09/18 12:47
|
ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
Copyright (c) 2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.
|
|
|
|
|