現行方式のW-CDMA方式を進化させる「Super 3G」は、第4世代(4G)へスムーズに移行できるものとして“3.9G”に位置づけられている。W-CDMA方式は、下りの速度を高速化した「HSDPA」がすでに国内でも導入され、ついで上りの速度を高速化した「HSUPA」という規格が定まっている。ドコモでは、「HSPA(HSDPAとHSUPAの総称)」の次に向けた技術としてSuper 3Gの開発に取り組んでいるが、標準化団体の3GPPでは、「Long Term Evolution(LTE)」という名称で仕様策定が進められている。