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松下・NEC・米TI、3G携帯分野で協業を検討

 松下電器産業とNECは、3G携帯電話に関して、米テキサス・インスツルメンツ(TI)と協業を検討していることをを明らかにした。

 7日、松下電器とパナソニック モバイルコミュニケーションズ、NECとNECエレクトロニクス、米半導体大手のTIが携帯電話事業で提携し、国内で合弁会社を設立するとの一部報道があった。これに対し松下電器とNECでは、「3G携帯電話において協業を検討しているのは事実。ただし、何も決まっていない」とコメント。また、TI日本法人では、「現在、本社に確認中」としている。

 松下とNECは、2001年8月に携帯電話の技術開発で提携。翌年には、その成果として基本アーキテクチャを発表した。以降、両社のFOMA端末は共通プラットフォームで提供されている。松下電器では、「携帯電話事業はこれまでNECと協力してやってきた。この関係に(米TIを)加えるか検討している」とした。

 なお、富士通と三菱電機、シャープとソニー・エリクソンはそれぞれFOMA端末の開発で協業しており、カシオ計算機と日立製作所の両社は、端末開発の合弁会社を設立している。2006年に入ると、三洋電機とノキアが携帯電話事業で新会社を設立するなど、コストのかかる端末開発分野で業界再編の動きが見られる。

 IDC Japanの調査では、2005年通年の国内携帯電話シェアは、松下(パナソニック)が1位、NECが2位だった。



URL
  松下電器
  http://panasonic.co.jp/
  NEC
  http://www.nec.co.jp/
  米TI(英文)
  http://www.ti.com/

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(津田 啓夢)
2006/04/07 13:44

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